受信FAXを自動振り分け、キヤノンMJが電子文書活用製品を発表

ドキュメントの電子化や電子化したドキュメントの活用をサポートする3種類の製品を発売する。

» 2013年05月07日 13時05分 公開
[ITmedia]

 キヤノンマーケティングジャパンは5月7日、同社の複合機用アプリケーションソフト「せいとんファクス for MEAP ADVANCE」と「おてがるマイスキャン for MEAP ADVANCE」、ドキュメント閲覧・編集ソフトとクラウドサービスを連携させるための「HOME - Desktopコネクター」を発表した。6月上旬に発売する。

 せいとんファクス for MEAP ADVANCEは、複合機が受信したファクスデータを自動的に振り分ける機能を提供する。ファクスを受信すると複合機に登録されている電話帳データを参照し、ファイル名を自動的に「登録名称(未登録先の場合は「不明」)+送信元番号+受信日時」にリネームする。また、リネームしたファイルを格納するフォルダも自動的に作成して、送信元や受信日時などの項目で管理できる。

 おてがるマイスキャン for MEAP ADVANCEは、複合機の印刷履歴から個人やグループ単位で「マイロッカー」を自動的に作成する。マイロッカーではユーザーが頻繁に利用するスキャン操作の設定やファイル名の付け方、転送先などを登録させておくことができ、紙文書の電子化やその活用が簡単になるという。

 HOME - Desktopコネクターは、同社の中小企業向けクラウドサービス「HOME」とドキュメント閲覧・編集ソフト「imageWARE Desktop」を連携させるもの。HOMEに格納しているドキュメントを、PCのimageWARE Desktopに取り込んで編集したり、PCで加工したドキュメントファイルをHOMEにアップロードしたりできる。

各製品の連携イメージ

 販売価格は、せいとんファクスとおてがるマイスキャンがそれぞれ4万円(税別)、HOME - Desktopコネクターは無償となっている。

変更履歴……初出時に販売価格が2万円とありましたが、正しくは4万円でした。お詫び申し上げます。

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