Microsoft、MCA/MCM/MCSMの認定プログラムを終了へ

Microsoftが、マスターレベルの認定資格であるMCA/MCM/MCSMを終了する。

» 2013年09月02日 07時59分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは、認定プログラムのMCA(マイクロソフト認定アーキテクト)、MCM(マイクロソフト認定マスターズ)、MCSM(マイクロソフト認定ソリューション マスター)を終了する。有資格者に送付された終了告知がTechNetブログで8月30日(現地時間)に公開された他、Microsoft社員のジム・ミラー氏が9月1日、個人としてMSDNブログで明らかにした。

 有資格者へのメールによると、テクノロジーの変化を鑑み、マスターあるいはアーキテクトレベルのトレーニングの提供を終了するという。今後、業界のニーズに合った認定プログラムの検討は続けるとしている。

 終了する認定プログラムはいずれも高度な資格で、ミラー氏によると、これらはMCSE/MCITP/MCSDと比較して取得者が極端に少なく、運営コストが見合わないという。

 Microsoftは、これらの資格は終了後もスキルを証明できる有効な資格であるとしている。

変更履歴:当初「MCAについては、日本では1月に2013年12月末で終了することが発表されている」としていましたが、米国のMCAと日本のMCAは別個のものであるというご指摘をいただきましたので説明を修正・削除しました。[2013/9/2 15:00]



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