ランサムウェアによって暗号化されてしまったファイルを復旧できる(ただし、保証はできない)。
トレンドマイクロは5月27日、ランサムウェアによって暗号化されたファイルを復号するための無償ツールを公開した。
無償ツールは、ランサムウェアのうち「CryptXXX(バージョン2)」「TeslaCrypt(バージョン1)」「TeslaCrypt(バージョン3)」「TeslaCrypt(バージョン4)」の4種によって暗号化されたファイルを復旧に対応する。ただし、暗号化された全てのファイルの復号を保証するものではないとしている。
デスクトップなどにダウンロードした復旧ツールは、起動後にまずファイルを暗号化したランサムウェアを検出名で設定し、ユーザーが復旧させるファイルやフォルダを指定して復号を行う。
終了宣言したランサムウェアに後継者? より悪質な“更新版”が出現
ランサムウェア「TeslaCrypt」が店じまい宣言、暗号解除のマスターキー公開
ランサムウェア被害、3カ月で870件に 検出は8300台
第23回 感染したらどうする? ランサムウェアに身代金を払うことの意味Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.