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» 2019年04月16日 07時00分 公開

半径300メートルのIT:端末選びに失敗する前に読んでほしい、家族用の「iPad Air」でセキュリティのドツボにはまった話 (1/3)

誰もがさまざまなタブレット端末を使うこの時代、自分の望む使い方ができるかどうかはまさに「セキュリティ次第」かもしれません。

[宮田健,ITmedia]

 職場や学校で、大人から子供まで、今や誰もがスマート端末を使う時代を迎えつつあります。一方で、最新のタブレットはますます高価になる傾向も見られる中、もし家庭や小さな職場で最新の端末を何人かで共用できれば……と考えたことのある人は多いのではないでしょうか。

 タブレットをもし共用するなら、ぜひ気を付けてほしいポイントが「セキュリティ」です。しかも、「厳重なら良いんでしょ?」というような、単純な話ではありません。端末の選び方を間違えてしまうと、本来あなたが想定していた使い方ができなくなる場合さえあるのです。これから、私が実際に体験した痛い失敗談をご紹介しましょう。同じ痛みを経験する前に、この話から学んでいただければ幸いです。

 先日、新たに発売されたAppleの「iPad Air」を購入しました。直接の理由はテレビが壊れてしまったことなのですが、最近では地上波放送よりも「Netflix」や「Amazon Prime Video」のような配信サービスを中心に見るようになったため、「大画面テレビを買い換えるよりは、手元でさっと操作できるタブレットの方が便利だ」と考えたのです。

photo 米国では2019年3月に発売された「iPad Air」。最近のApple端末の例に漏れず、指紋認証が使えます

 というわけで、大きな期待を抱いてiPad Airを使い始めた私。以前、Amazonのタブレット「Kindle Fire」もそれなりに活用できていたので、「普段から使っている『iOS』端末ならばもっと便利かも」と思っていたのですが……。

 結論からいうと、かなりモヤモヤとした心境で今もiPadを触っています。私は根っからのApple製品ファンではあるものの、特にAppleの製品は「Appleが考える方法」から少しでも外れると、途端に使いにくくなるという特徴があると思っています。今回の場合、私がiPadを使おうとするスタイルがApple流儀に反するのか、いろいろと面倒な部分が出てきてしまいました。一体何が起こったのか、これから説明しましょう。

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