旅行者が多くが旅先で公共のWi-Fiに接続するといった危険性の高い行動を取り、自分の情報をリスクにさらしていることが、IBMの実態調査で分かった。
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サイバー犯罪集団は旅行業界や旅行者を標的とする傾向を強めている。旅行者の70%は旅先で危険性の高い行動を取り、自分の情報をリスクにさらしている――。IBMは、旅行、運輸業界の脅威増大に関する調査結果を発表し、そんな実態に警鐘を鳴らした。
IBMによると、旅行、運輸業界が攻撃される頻度は高まっているという。業界別にサイバー攻撃の標的になった件数をまとめたIBM X-Forceの調査では、2017年は10位だった運輸業界が、2018年には金融業界に続いて2位に浮上した。
2018年1月以来、運輸、旅行業界から流出した記録は、公表された事案だけでも5億6600万件に上る。
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