話しかけるだけで4カ国語を自動判別 「駅案内ロボット」京王線新宿駅で試験運用開始

オムロン ソーシアルソリューションズは、4カ国語に対応する「駅案内ロボット」に「自動言語識別機能」を実装した。京王線新宿駅で試験運用を実施する。

» 2019年09月09日 10時00分 公開
[ITmedia]
京王電鉄新宿駅に設置される「駅案内ロボット」(出典:オムロン ソーシアルソリューションズ)

 オムロン ソーシアルソリューションズは2019年9月5日、同社の「駅案内ロボット」に「自動言語識別機能」を実装したと発表した。同年9月18日に、京王線新宿駅で試験運用を開始する。

 駅案内ロボットは、日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語で利用客からの問い合わせに対応する。2019年3月16日〜8月27日の間、京王井の頭線下北沢駅で稼働していた。この間、利用者の約3割が外国語を使用していたため、新たに自動言語識別機能を実装して利便性を向上させたという。利用者が手動で利用言語を選択する必要がなく、利用者が話しかけた言語を自動的に判別する。

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