GDPRの規制順守の対応時間を大幅短縮、BoxとIBMのさらなる統合でデータ保護やガバナンスなどを強化

Boxは、IBMの「Watson Knowledge Catalog InstaScan」と統合し、データ保護やガバナンス、コンプライアンスに関する機能を強化する。IBM Cloud Identityによる、Boxへの安全なアクセスを可能にする。

» 2019年10月30日 10時45分 公開
[ITmedia]

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 Boxは2019年10月3日、IBMの「Watson Knowledge Catalog InstaScan」(米国報道表記)と新たに統合すると発表した。

 Boxは今回の統合によって、主にデータ保護やガバナンス、コンプライアンスに関する機能を強化する。具体的には、クラウドストレージ内で機密情報が集中して格納されている領域を素早く簡単に特定してデータの回復にかかる時間を短縮し、コンプライアンス監査の要件を満たす。さらに、どのタイプの機密データが最も多いかを見分けやすくし、データ消去の優先順位を付けやすくするという。

統合によって具体的にできることとは

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