「無料アプリ」がいつの間にか多額の課金、セキュリティ企業が注意喚起

AppleやGoogleの公式アプリストアで「無料」と宣伝してインストールを促し、数日の試用期間が過ぎると月額または週ごとの料金を課金するアプリが増加している。

» 2020年04月10日 09時19分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 英国のセキュリティ企業Sophosは2020年4月8日、無料アプリをうたっていながらサブスクリプション料金を徴収し、多額の利益を得ているアプリがApple公式の「App Store」でも見つかったと発表した。同社は「こうした手口は増加の一途にある」として注意を呼び掛けている。

fleeceware Sophosが公開したfleecewareの一部(出典:Sophos)

 Sophosは以前から、Google公式の「Play Store」で配信されているAndroidアプリについても同様の手口を紹介していた。同社はこうしたアプリを「fleeceware(フリースウェア)」と命名している。今回の報告によれば、30本以上のフリースウェアがApp Storeで提供されていた。

試用期間は3〜7日、その後は月3000〜4000円を勝手に課金

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