英国立サイバーセキュリティーセンターの調査によって、英国人の15%がパスワードにペットの名前を使っていることが明らかになった。パスワードに「password」を使う割合は6%だった。こうした状況に対し、英国立サイバーセキュリティーセンターは安全なパスワード生成方法を提案している。
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「パスワードに簡単に推測できる単語や数字を使ってはいけない」は、サイバーセキュリティ当局やセキュリティベンダーが口を酸っぱくして訴えてきたことだ。しかし、実際に状況はほとんど改善していないことが、英国立サイバーセキュリティーセンター(NCSC:National Cyber Security Centre)のレポートによって明らかになった。レポートは4月11日のNational Pet Day(ペットの日)にちなんで公表されたものだ。
NCSCの説明によれば、英国人の15%はペットの名前をオンラインアカウントのパスワードとして利用しているという。これに家族の名前が14%、重要な日付が13%、お気に入りのスポーツチーム名が6%で続いている。しかも、英国人の6%はパスワードとして、またはその一部に「password」という単語を使っていることが分かったとしている。
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