米国防総省のマルチクラウドベンダー契約「JWCC」の入札に複数のクラウドサービスプロバイダーが指名された。ただし同省が定めた全ての要件を満たすのはたった2社だけだという。
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米国共通役務庁(GSA:General Services Administration)は2021年11月19日(現地時間)、米国防総省が同省のマルチクラウドベンダー契約「JWCC」(Joint Warfighting Cloud Capability)の入札にAmazon Web Services(AWS)とGoogle、Microsoft、Oracleを指名したと発表した(注1)。
JWCCはベンダー1社による100億ドル規模のクラウド契約「JEDI」(Joint Enterprise Defense Infrastructure)の中止に伴い、2021年7月に発表された後続プロジェクトだ。契約における価格設定は明らかになっておらず、契約の上限は数十億ドルになると予想される。
米国防総省は同契約に当たってクラウドサービスプロバイダー(CSP)に以下の機能と能力を求めている。
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