インキュデータは、ゾーホーのクラウド型顧客管理・営業支援システム「Zoho CRM」を導入した。顧客情報を一元管理することで属人化を防ぎ、案件獲得から請求までの業務上のトラブルを解消する。
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ゾーホージャパンは2023年7月25日、同社のクラウド型顧客管理・営業支援システム「Zoho CRM」をインキュデータが導入したと発表した。インキュデータは、営業担当者が個別に管理していた顧客情報をCRMで一元管理することで属人化を防ぎ、案件獲得から請求までの業務上のトラブルを解消する。同時に導入したデータ分析ツール「Zoho Analytics」を利用してCRMのデータを可視化し、経営企画に役立てる。
インキュデータは、データ活用領域での戦略立案からデータ分析基盤の構築および運用、コンサルティングまでをワンストップで提供する企業だ。プレスリリースによれば、同社はCRMを導入するに当たり、標準機能の使いやすさと業務に合わせたカスタマイズのしやすさを評価してZoho CRMの採用を決めた。
インキュデータはZoho CRMを導入することで商談や見積、受注、請求などの情報を一元的に管理し、業務効率と売上の最大化を図る。
例えば、インキュデータが主力とするデジタル広告の販売では当初の見積と最終的な請求金額が一致しないケースがほとんどだという。この問題を、Zoho CRMの自動化機能を利用して請求金額の間違いや請求漏れを防ぐ。さらに、移動先からもアクセスでき、決裁も可能なモバイルアプリを活用して、業務の正確性と処理速度の向上を目指す。
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