クラウドストライクは中小企業向けにセキュリティ対策を提供する「CrowdStrike Falcon Go」の新バージョンを発表した。数秒でダウンロードとインストールが完了するという。
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クラウドストライクは2023年11月16日、「CrowdStrike Falcon Go」(以下、Falcon Go)の新バージョンを発表した。AI(人工知能)機能などを搭載し、ランサムウェア攻撃を防ぎ、データ漏えいを防止するために必要なサイバーセキュリティ保護を中小企業に提供する。
クラウドストライクによると、多くの中小企業が使用している従来型のアンチウイルスツールでは、急激な増加と高度化が進む最新のサイバー攻撃に対処することが困難になっているという。
同社はこうした現状を踏まえ、「CrowdStrike Falconプラットフォーム」の機能を中小企業のニーズに合わせてFalcon Goとして提供する。同社によると、Falcon Goは数秒でダウンロードとインストールが完了するため、企業は高い技術を持っていなくても迅速にビジネスを保護し、侵害を阻止できるようになる。
Falcon Goの新バージョンの特徴は以下の通りだ。
CrowdStrikeのダニエル・バーナード氏(最高ビジネス責任者)は「サイバー攻撃やランサムウェアは中小企業にとって、決して心配する必要のない事柄であるべきだ。しかし従来のアンチウイルス製品の失敗によって、これらの企業が危険にさらされている。Falcon GoはAIを活用した保護機能やプロシューマー向けのユーザーエクスペリエンス、そしてあらゆるビジネスが必要とする成果、つまり侵害の阻止によって市場を変革する」と述べている。
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