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損害保険ジャパンがSAP Concurを導入　選定理由と効果は

損害保険ジャパンがSAP Concurを導入した。選定理由と導入効果を紹介する。

» 2023年11月27日 08時00分公開

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　コンカーは2023年11月24日、損害保険ジャパンが間接費管理基盤として「SAP Concur」を採用したと発表した。

SAP Concur導入効果4つ（出典：プレスリリース）

なぜSAP Concurなのか　起きた変化は

　損害保険ジャパンは、押印や紙を中心とした運用、システムへの手入力の負荷、テレワークの阻害といった業務課題を解決し、都度の個別開発や個別改修のサイクルから脱却するためにSAP Concurを間接費管理基として採用した。

　間接費業務は「非コア業務」であるが、全従業員が日常的に行う業務であるため、損害保険ジャパンは基幹システムの刷新サイクルとは別に早期の変革を進め、2023年8月に従業員約2万1000人で利用を開始した。経理部門だけでなくビジネス部門の生産性も向上したという。

　コンカーの発表によると、損害保険ジャパンはSAP Concurの導入で「業務効率化・生産性向上」「デジタルを軸とした業務の実現」「ガバナンス強化」「激しい外部環境変化への対応」が可能になったという。

　以下は損害保険ジャパンがSAP Concurを選定した理由だ。