赤城乳業、トラスコ中山はパブリッククラウド版のERPである「SAP S/4HANA」の導入を進めている。両社はなぜパブリッククラウド版を選択したのだろうか。
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SAPのオンプレミスERP「ECC6.0」の保守期限は、最長でも2027年末に終了する。「ガリガリ君」をはじめとした氷菓や、アイス製品を製造、販売する赤城乳業もSAP ERPのユーザーであり、迫る保守期限に対して決断を迫られ、パブリッククラウド版の「SAP S/4HANA」(以下、S/4HANA)を選択した。
また、製造業が工場で利用する機械工具などの間接材や副資材を販売するトラスコ中山は、2013年に「SAP ECC6.0」を導入し、2020年にはオンプレミス版のS/4HANAへと移行を完了している。それにもかかわらず、現在S/4HANAのクラウドシフトを進めているところだ。
本ブックレットは、両社がクラウド版のS/4HANAを選択した理由や移行の状況、Fit to Standardを実現する工夫を解説する。
本ブックレットは、キーマンズネットで掲載した解説記事を基に制作しています。
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