Sophosは「日本およびアジア太平洋地域のパートナー向けのサイバーセキュリティプレイブック」を公開した。今後、投資予算が増加する製品およびソリューションの上位分野が明らかになった。
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Sophosは2024年10月28日、「日本およびアジア太平洋地域のパートナー向けのサイバーセキュリティプレイブック」を公開した。
同レポートはTech Research Asiaの協力で作成され、日本およびアジア太平洋(APJ)市場におけるサイバーセキュリティの懸念事項やマネージドセキュリティパートナー(MSP)のビジネス機会が分析したものだ。
主な調査結果は以下の通りだ。
ソフォスのアジア太平洋および日本地域のチャネルセールスMSP担当ディレクターのキャメロン・リード氏は「サイバー脅威は引き続きまん延しており、企業はさまざまなサイバーセキュリティ対策を迫られている。レポートによると、企業が重要視している上位3つの分野は、『財務業務に関するサイバーセキュリティ体制の強化』『リスク管理能力の向上』『デジタルトランスフォーメーションを推進するためのサイバーセキュリティの堅牢(けんろう)性の確保』だ。企業が新しいテクノロジーに投資するときには、潜在的な攻撃対象領域を確実に保護するためにセキュリティを重視していることが明らかになった」と述べた。
企業がAIや自動化に対応するスキルを強化しつつ柔軟なセキュリティパートナーと協力していくことが、サイバー脅威に対する重要な対策として認識されている。また、調査結果からMSPが高い技術力を持ち、顧客支援を訴求することで今後も多くの企業からの信頼とビジネス機会を獲得できる可能性が示唆されている。
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