CybereasonとTrustwaveは戦略的合併を発表した。両社の強みを掛け合わせてMDRサービスやコンサルティングサービス、デジタルフォレンジクス&インシデント対応(DFIR)などの強化を図る。
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Cybereasonは2024年11月12日(現地時間、以下同)、マネージドセキュリティサービスを手掛けるTrustwaveとの合併契約を発表した。両社は独立した企業として運営されるが、付加価値のある分野では戦略的に連携して市場での存在感発揮を目指す。
この戦略的合併によってEDR(Endpoint Detection and Response)やMDR、オフェンシブセキュリティ、セキュリティリサーチ、DFIR(デジタルフォレンジクスとインシデント対応)、最先端の脅威インテリジェンスサービスなどの強化を図る狙いだ。
両社はそれぞれのソリューションに加えて以下の機能やサービスを提供する。
Trustwaveのエリック・ハーモンCEOは「Cybereasonとの合併は、全ての市場セグメントにおいて、よりダイナミックで包括的なサイバーセキュリティポートフォリオを提供する戦略的な一歩だ。変化の激しい脅威環境において、企業は包括的なソリューションのエコシステムを提供できるパートナーを必要としている。両社が力を合わせることで、顧客のニーズに的確に応え、テクノロジー投資を最適化し、絶えず進化するサイバーリスクに先んじることが可能になる」とコメントした。
同取引は、既定の手続きおよび規制当局の承認を経て、2025年初頭に完了する見込みだ。
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