Cloudflareは2024年のインターネット動向を総括する年次報告書「Cloudflare Radar 2024 Year in Review」を公開した。トラフィックや採用、接続性、セキュリティ、メールセキュリティの分野に分け、インターネット動向を分析している。
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Cloudflareは2024年12月9日(現地時間)、同社で観察されたインターネットの傾向とパターンをまとめた「Cloudflare Radar 2024 Year in Review」を公開した。
2024年で5回目となる年次報告書ではトラフィックや採用、接続性、メールセキュリティに関する新たな指標が加えられた他、前年比および地域別の比較が報告されている。
Cloudflareのネットワークは現在120以上国または地域の330以上の都市に展開されており、毎秒平均6300万件のHTTP(S)リクエストおよび4200万件のDNSリクエストを処理している。この広範なネットワークによってセキュリティやトラフィック、パフォーマンス、使用状況に関するリアルタイムの洞察を提供できている。
2024年の年次レビューはトラフィックや採用と使用、接続性、セキュリティ、電子メールセキュリティの5つのセクションで構成されている。各セクションの主な調査結果は以下の通りだ。
Cloudflareはこの年次報告書を通じて詳細なデータセットと指標を提供している。同社はこれらの洞察がセキュリティ体制の強化、IT戦略の最適化、製品開発など幅広い意思決定に役立つとしている。本レポートは企業が2025年に向けた計画や戦略を立てる上で有益な指針となる。
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