Tenableのプラグイン「Nessus Agent」で問題が発生 最新版へのアップグレードを推奨セキュリティニュースアラート

TenableはNessus Agent 10.8.0および10.8.1で発生した問題について報告した。この問題はプラグインの不具合によるものとされ、解決策としてバージョン10.8.2がリリースされている。最新版へのアップグレードが推奨されている。

» 2025年01月07日 08時30分 公開
[後藤大地有限会社オングス]

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 Tenableは2024年12月31日に発生した「Tenable Vulnerability Management」や「Tenable Security Center」「Nessus」における一部エージェントがオフライン状態となる問題に関するインシデントレポートを公開した。

 この問題は「Nessus Agent」のバージョン10.8.0および10.8.1におけるプラグインの不具合によるものとされている。

Tenableのプラグイン「Nessus Agent」に不具合、修正バージョンやFAQを公開

 Tenableは2024年12月31日、特定のユーザー環境でプラグイン更新後にエージェントがオフラインになる問題が発生しており、即座にプラグイン更新の一時停止措置が講じられた。調査の結果、Nessus Agentの10.8.0および10.8.1のみに影響する問題があることが判明している。

 この問題を修正するためエージェントのバージョンを10.7にダウングレードする措置が取られ、その後に問題を解消した新バージョン10.8.2が2025年1月2日にリリースされている。最新版へのアップグレード手順については公式リリースノートで公開されている。

 2025年1月3日時点ではNessus Agentバージョン10.8.0および10.8.1のサポートは終了しており、これらのバージョンは無効化され、新規ダウンロードができない。影響を受けたユーザーに対して最新バージョンへのアップグレードが推奨されており、問題解決のための手順やFAQなどが公開されている。

 ユーザーはTenableが提供しているアップデート情報や対応手順を確認するとともに必要な対策を講じることが望まれる。

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