「快活CLUB」運営元への不正アクセス 約10年分合計729万件の個人情報が漏えいかセキュリティニュースアラート

「快活CLUB」を運営する快活フロンティアは2025年1月21日に発表した同社サーバに対する不正アクセス被害によって、合計で729万87件の個人情報が漏えいした可能性があることを公表した。

» 2025年01月30日 08時30分 公開
[田渕聖人ITmedia]

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 複合ネットカフェ「快活CLUB」を運営する快活フロンティアは2025年1月28日、同年1月21日に発表した同社サーバに対する不正アクセス被害の続報を公開した。

 これによると、快活CLUB会員や快活CLUB仮会員などを対象に合計で729万87件の個人情報が漏えいした可能性があることが分かったという。

合計729万87件 約10年分の会員情報が漏えいか

 情報漏えいの可能性がある対象者は以下の通りだ。

  • 2015年10月1日〜2025年1月20日に快活CLUBの会員になった一部の登録者
  • 2019年3月25日〜2025年1月20日に快活CLUBの仮会員になった一部の登録者
  • 2018年10月30日〜2023年4月1日に「会員FiT24」及び「24インドアゴルフ」の会員になった一部の登録者

 漏えいした可能性がある情報は以下の通りだ。

  • 氏名
  • カナ氏名
  • 性別
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
  • 生年月日
  • 会員番号
  • 会員種別
  • 会員ステータス
  • 最新保有ポイント及び有効期限
  • 店舗コード
  • 最終会計日時
  • バーコード
  • プッシュ通知希望
  • クーポンメッセージ

 なお、情報漏えいの可能性のある個人情報には、会員登録時の身分証明書情報(運転免許証など)やクレジットカード情報、メールアドレス、会員アプリのパスワードは含まれていないという。同社は対象となる登録者に対して電子メールや郵送で連絡をするとしている。

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