AIエージェントでベテランを量産 日立は現場の暗黙知をどう再現したのか【動画あり】

» 2025年09月22日 08時00分 公開
[ITmedia]

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 「AIを導入したいけれど、リスクや費用対効果に不安がある」「期待したほどの成果が出ない」「現場に受け入れられない」――。AI活用の現場ではさまざまな悩みの声が聞かれます。

 一方で、こうした課題を乗り越え、事業の成長につながる成果を出している企業があります。新番組『追跡! 御社のAI効きポイント』では、AI活用の開発・導入現場のリーダーに試行錯誤の道筋を取材し、AI活用の成果とは何か、そして成果につながる「AI効きポイント」は何だったのかを深掘りします。

 日立パワーソリューションズは、社会インフラを支える電力ソリューション事業会社です。そのカスタマーサービス部は、インフラの制御に使用する制御用計算機の障害に24時間365日対応し、現地と一体で実施しています。その対応は、これまでベテラン技術者が支えてきましたが、高齢化と人材確保の難しさが課題となっていました。そこで、生成AIを活用し、経験の浅い若手でも迅速に対応できる仕組みを築いています。

 問題の核心を瞬時に見抜き、数百冊のマニュアルと数万件の過去事例から最適解を引き出す——そんなベテランの神業を、どのようにAIで再現したのでしょうか。導入現場、開発現場のリーダーに話を聞きに来ました。

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