米Palmは9月21日、同社第1四半期(6〜8月期)決算を発表した。売上高は前年同期比4%増の3億5580万ドル。しかし純利益は1650万ドル(1株当たり16セント)で、前年同期の1820万ドル(1株当たり18セント)から減益となった。ストックオプション関連費用670万ドル、無形資産償却、法人税引当金を除外した実質純利益は2150万ドルで、同一基準の前年同期利益1370万ドルから改善している。
同社は今月初め、スマートフォン「Treo」の出荷落ち込みにより、第1四半期の売上高見通しを下方修正している。
Palmの社長兼CEOであるエド・コリガン氏は「今月行った2機種の新製品発表により、われわれは市場の需要を満たし、業績を伸ばす」と述べた。
Palmは同日、取締役会が最高2億5000万ドル分の自社株買い戻しを承認したと発表した。
またPalmは第2四半期について、売上高は4億3000万ドル〜4億5000万ドル、純利益は1株当たり15セントから18セント程度になるとの予測も発表した。
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