エンタープライズを目指すレッドハット

レッドハットがLinux市場をエンタープライズレベルまで引き上げたいと考えているのは間違いのないことだ。なぜなら、レッドハットの顧客がそれを望んでいるからだ。しかし同社は、それを急いではいない。なぜなら、LinuxにはLinuxの流儀があるからだ。

カルデラのラブCEOが退任、後任には元ノベルのマクブライド氏

大株主から株式の買い戻しを発表していたカルデラは6月27日、長年CEOを務めたランサム・ラブ氏を交代させることも明らかにした。後任には、フランクリンコビーのオンラインプランニング事業の前社長だったダール・マクブライド氏が就くという。


Linuxの標準化を目指すUnitedLinux

アメリカン・モーターズのハイテク版とも言える「UnitedLinux」の場合は、歓迎すべきことが少なくとも1つある。これは、Linuxが以前から抱えている問題、すなわち異なるディストリビューション間に整合性がないという問題の解決に向けた初めての取り組みであるということだ。


「プラットフォーム企業のリーダーを目指す」とレッドハットの平野社長

レッドハットがLinux市場をエンタープライズレベルまで引き上げたいと考えているのは間違いのないことだ。なぜなら、レッドハットの顧客がそれを望んでいるからだ。しかし同社は、それを急いではいない。なぜなら、LinuxにはLinuxの流儀があるからだ。


レッドハットは次のマイクロソフトとなるか?

レッドハットは次のマイクロソフト,つまり最も有力なOSのプロバイダーになれるだろうか? レッドハットのCEO、マシュー・ズーリック氏は、自分の目標は次のマイクロソフトになることではなく,同社の経営をしながら,ほかの優れた技術ベンダーのように品質の高い製品を作り出すことだとした。


レッドハットとHPがLinux仲間に

レッドハット幹部は、同社が今秋、Linuxサーバ製品のItanium版を出荷することを明らかにした。ヒューレット・パッカードがパートナー企業の1社として支援する見込みという。


「MSもサンも同じ穴のむじな」――レッドハットが有償化したStarOfficeを見捨てる?

レッドハットのCEO、マシュー・ズーリック氏は、「StarOfficeに値札をぶら下げるのは、マイクロソフトのOEMアプローチと同じ」として、サン・マイクロシステムズが展開するStarOfficeを同社のLinuxディストリビューションから排除することに決めた。


Linux Column:

「Linuxディストリビューションに求められるものとは?」

まずは前回のカーネルアップデートができないという5月27日付けのコラムのフォローアップから……。 無事に「LinuxWorld Expo/Tokyo 2002」が終わったので、マシンを再度「Red Hat Linux 7.3」で初期インストールし直して試してみたところ、問題なくカーネルのアップデートができるようになった。


エンタープライズLinux拡大に向けた提携を準備するレッドハット

Linuxプロバイダーであるレッドハットは5月29日,Linuxソリューションを提供しているさまざまな企業との協力関係を強化することを目的とした新しいプログラムをスタートすることを明らかにした。


ビジネスブレイン太田昭和,レッドハット,テンアートニがオープンソースを推進する「OSCARアライアンス」を設立

ビジネスブレイン太田昭和,レッドハット,テンアートニの3社は5月29日,オープンソースアプリケーションを企業システムに活用している成功企業7社と,企業におけるオープンソース活用を推進する非営利の任意団体「OSCAR(オスカー:Open Source Consulting Advisory Relationship)アライアンス」を,6月1日に設立することを発表した。


Linux Column:

レッドハットは電気ウサギの夢を見るか?!

ここのところ,やたらとインストールばかりしている。理由の1つに今週開催される「LinuxWorld Expo/Tokyo 2002」の準備がある。筆者は今回,ユーザーコミュニティ系の出展のお手伝いをいろいろとしており,自作したPCも何台かデモマシンとして出陣させる予定だ。


REALITY CHECK:

メインフレームLinuxに将来はないのか?

少し奇妙なことが起きている。有名な老舗調査会社であるギガとメタが,ある問題に関して全く正反対の立場をとっているのだ。


ロイター,HP,インテル,レッドハットと金融業界のLinux採用を支援

ロイターは5月16日,ヒューレット・パッカード,インテル,レッドハットと提携し,オープンソースOSであるLinuxを採用したインテルベースサーバにより「Reuters Market Data System」(RMDS)を提供することを発表した。


レッドハット,基幹システム向けLinux「Red Hat Linux Advanced Server」を発表

レッドハットは5月21日,基幹システム向けLinuxディストリビューション「Red Hat Linux Advanced Server 2.1」の販売を開始したことを発表した。出荷の開始は6月21日を予定している。


Linux Column:

「バージョン番号にみる戦略」

レッドハットが5月6日に,同社のディストリビューションの新バージョン「Red Hat Linux 7.3」を発表した。ほかのディストリビューションがバージョン番号を8に進めている中,RPMベースのディストリビューションの中心的存在である同製品は敢えてマイナーバージョンアップにとどめた。この動きから少し同社の戦略を分析してみたい。


Case Study:LinuxとThinクライアントで経費節減に成功したラーゴ市

フロリダ半島のピネラス郡では太陽の光がLinuxの上に注いでいる。マイクロソフトのWindowsが企業のデスクトップを支配するこの時代に,ラーゴ市はLinuxを選んだのである。