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Intel、ビジュアルコンピューティング研究機関をドイツに設立:グラフィックス対決に本腰
Intelは1200万ドルを投資してドイツのザールラント大学内にVisual Computing Instituteを設立した。GPU統合型マルチコアプロセッサ技術開発の拠点とする。
米Intelは5月12日、ドイツのザールラント大学にグラフィックスとビジュアルコンピューティングの研究施設「Visual Computing Institute」を設立したと発表した。向こう5年間に1200万ドルを投資する。
Intelはビジュアルコンピューティングを「視覚情報をリアルタイムで自然に近い状態で体験するための分析、強化、表示技術」と定義している。同社はこの研究施設を、ゲーム、医療画像、科学研究や金融サービス向け3Dモデルといったアプリケーションの視覚情報の向上を目指す技術開発の拠点とするとしている。
年末までに十数人の研究者を採用し、5年間で5倍に増やす予定。ビジュアルコンピューティングのハードウェア設計に従事しているIntelのバルセロナの研究施設などと協力し、ビジュアルコンピューティングのアルゴリズム、並列コンピューティングのソリューションの開発に取り組む。
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