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Google、「Google Apps」からβ表示を削除エンタープライズ市場に本気を示す

Googleは大企業によるGoogle Apps採用を促進する目的でβ表示を取り払い、「Microsoft Exchange」および「Lotus Notes」からの移行を促すツールや事例ビデオを公開した。

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 米Googleは7月7日、同社のオンラインオフィススイート「Google Apps」のβ表示を削除したと発表した。Gmail、Google Calendar、Google Docs、Google Talkの有料版と無料版からβ表示が消えた。大企業による採用の促進を狙う。

 一般的にはβ表示は正式リリース前の段階を示すが、Googleではサービスが常に進化しているというニュアンスで主要なサービスをβとして公開してきた。ビジネス向けGoogle Appsは2年前のスタート以来、サービス品質保証契約(SLA)の提供などβ以上の機能を追加しており、175万以上の企業に採用されている。Googleは、試作段階を思わせるβ表示は大企業で採用するサービスにふさわしくないと判断し、削除することにしたとしている。

 Googleは同日、企業向けに「Microsoft Exchange」および「Lotus Notes」からの移行をサポートするツールの提供を開始した。

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