セキュリティ企業のラックは9月30日、情報セキュリティ事件が発生した場合の緊急対応を支援する部門「サイバー救急センター」を設置し、同部門による対応サービスを10月1日から始めると発表した。
同社では緊急対応を行うサービスを2005年から提供しているが、依頼内容によって対応人員を用意していたが、今後は同部門が対応することで対応スピードの迅速化を図る。同部門は司令担当を窓口に、調査や解析および応急対応の専門家で構成される、
同社によると、緊急対応の依頼件数は2008年が58件だったが、今年は9月現在で57件に上っており、2010年は100件以上に急増すると予測している。
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