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「Google Chrome 4.1」安定版がWindows向けにリリース
開いたページの言語を数秒で判断して翻訳を促すバーが追加され、プライバシー管理をサイトごとに設定できるようになった。
米Googleは3月17日、Webブラウザ「Google Chrome」安定版の最新バージョン4.1(4.1.249.1036)をWindows向けにリリースしたと発表した。Google Chromeユーザーは自動的にアップデートされるほか、Google Chromeのサイトからダウンロードできる。
4件の危険度「高」を含む9件の脆弱性に対処したほか、翻訳情報バーが追加され、プライバシーの管理機能が強化された。
新たに加わったWebページの翻訳機能はGoogle翻訳の技術を使っており、Webブラウザで設定してある言語以外を使っているページを開くと、「これは○語のページです。翻訳しますか?」と確認するバーが表示される。現在52カ国語に対応しており、開いたページが何語で書かれているかはGoogle Chromeが数秒で判断する。設定してある言語以外でも、翻訳の必要がない言語では翻訳バーを表示させないように設定できる。
また、プライバシー管理機能が強化された。オプション設定の「高度な設定」に「コンテンツの設定」メニューが追加され、サイトごとに、Cookie、画像、JavaScript、プラグイン、ポップアップについて設定できるようになった。
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