米Yahoo!、アクティビティのリアルタイムフィードサービス「Yahoo! Updates Firehose」を発表
「Yahoo! Updates Firehose」は、Yahoo!の各種サービスのほか、Twitter、Facebook、YouTubeなどのアクティビティの膨大なデータを“消火ホース”のような勢いで提供するWebオーナー向けのサービスだ。
米Yahoo!は4月12日(現地時間)、「Yahoo! Updates」で収集したWeb上のリアルタイムなアップデート情報を提供するWebサービス「Yahoo! Updates Firehose」(以下Firehose)を立ち上げたと発表した。WebオーナーやWebアプリ開発者は同サービスを利用することで、Web上のニュースやブログ、レビュー、コメントなどのアクティビティデータを自分のサービスに取り込むことができる。
Yahoo! UpdatesはWeb上のさまざまなアクティビティを収集し、公開するためのツール。情報源には、Yahoo! News、Flickr、Deliciousなどの内部サービスだけでなく、Twitter、YouTube、Facebook、Last.fmなど外部サービスも含まれる。1日に75万以上のレーティング、8万以上のレビュー、15万以上のコメントなど、膨大な量のアクティビティデータを収集しているという。
Firehoseは、SQLに似たYahoo!独自のクエリ言語「Yahoo! Query Language(YQL)」で利用する。Yahoo!のクラウド上でYQLを使ってYahoo! Updatesのデータを呼び出し、フィルタリングや統合などの作業を行える。
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