ニュース
アイネット、仮想ネットワークに対応したシトリックスのNetScalerを導入
アイネットは、シトリックスの「NetScaler SDX」をデータセンターに導入し、自社のデータセンターサービスや仮想化支援サービスに活用していく。
アイネットは、シトリックス・システムズ・ジャパン(以下、シトリックス)の仮想ネットワークに対応した「NetScaler SDX」をデータセンターに導入した。同製品の導入は国内で初めてだという。アイネットとシトリックスが8月30日に発表した。
NetScaler SDXは、ロードバランス機能、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)などのセキュリティ機能をはじめ、さまざまな機能を持つ仮想ネットワーク対応のソフトウェア製品。1台のアプライアンス上で複数のNetScalerのインスタンスを実行できる。同製品のアイネットのデータセンターへの導入・運用支援は、日商エレクトロニクスが担当した。
アイネットは同製品を、同社のデータセンターサービスや仮想化支援サービス「VAiOS」に活用していく。これによりアイネットの顧客企業は、「負荷分散、キャッシュ、圧縮、SSL-VPN、ID管理、WAFなどNetScalerの機能を、アプリケーションやサービス、サイトごとに最適化して利用できる」ようになるという。
関連記事
- 3つのクラウドを“つなぐ”Citrixの製品戦略、CEOが来日会見
企業ITのコンシューマー化、クラウド化によって社員のワークスタイルやIT部門の役割が変わる――米CitrixのテンプルトンCEOは、このビジョンに基づいた製品戦略を披露した。 - アイネット、Hadoopを採用した企業向けクラウドストレージサービスを提供開始
Hadoopで構築したストレージサービス「Cloudstor(VAiOS Private Cloud HDFS Storage Service)」。プライベートクラウドを志向する企業のさまざまな用途に対応。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.