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群馬銀行、サーバ125台のサブシステムを仮想環境に統合へ:導入事例
勘定系システムを除く125台のサブシステムを仮想化環境に統合し、ハードウェアコストの削減やシステム開発期間の短縮などを見込む。
群馬銀行は、サーバ125台のサブシステムを仮想環境の共通基盤に統合する。システム構築を担当する日立製作所が2月28日に発表した。
群馬銀行ではこれまでシステムごとにサーバを導入していたため、サーバ台数の増加に伴うシステム関連経費や運用負荷の増大が課題になっていた。そこで今回、日立のブレードサーバ「BS500」とヴイエムウェアの仮想化ソフト「VMware vSphere 5」の活用で、勘定系システムを除くサーバ125台のサブシステムをサーバ17台からなる仮想化共通基盤に統合する。
ストレージには「Hitachi Unified Storage 130」(HUS130)、バックアップ用のテープアレイ装置には「TF1100」を採用。HUS130のディスクコピー機能の活用で、サーバを経由せずディスク内データをTF1100に複製するバックアップ基盤を構築するという。また、日立の統合システム運用管理製品「JP1」でシステム全体の監視も実施する。
新システムの構築は9月までに完了し、12月に稼働を始める予定。群馬銀行は一連のシステム刷新を通じ、ハードウェア購入、保守、構築などにかかるコストを今後7年間で5割削減するほか、新たなシステムの構築準備にかかる期間も従来の30〜40%に短縮できると見込んでいる。
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