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「ほったらかし調理家電」おすすめ3選 時間のかかる料理をおまかせ【2020年最新版】

» 2020年09月15日 18時23分 公開
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 自宅にいる時間が長くなり、時間のかかる料理にチャレンジしたいという方も多いと思います。でも、ステイホームでもキッチンにずっといるわけにもいきません。できれば材料を用意したら、その場にいなくても調理が完成していれば……。そう思ったことはありませんか。

電子レンジで加熱する「イルマ リビングジャー」 電子レンジで加熱する「イルマ リビングジャー」

 それをかなえてくれるのが「ほったらかし調理家電」というジャンルの製品です。とても便利なアイテムですが、何に注意して選べばよいでしょうか。そのポイントを紹介します。

ほったらかし調理家電選び:容量とサイズのバランス

 どれくらい料理を作るかは、家族構成や必要な容量によって異なります。夫婦だけの世帯や一人暮らしなら1〜2人前、子どものいる世帯やホームパーティー好きなら4人前以上の料理を作れるもののほうがよいでしょう。

買っても置けるスペースがないと使えないので、サイズをしっかりチェックしておきましょう。画像は「シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW24C-R」のサイズ 買っても置けるスペースがないと使えないので、サイズをしっかりチェックしておきましょう。画像は「シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW24C-R」のサイズ

 選び方の目安としては、3合炊きであれば少人数用、5合あるいはそれ以上炊飯できれば大人数用と考えられます。調理の仕組みにもよりますが、2L(リットル)までなのか、それより多い容量なのか、ということも目安のひとつにできるでしょう。

 「大は小を兼ねる」といいますが、接地面積のほか、噴き出る蒸気が家具や壁に直接当たらないよう、周囲5cmの空きはほしいところ。キッチンの空きスペースをしっかり測ってから購入しましょう。

ほったらかし調理家電選び:機能と得意な料理をチェック

 ひとくちに「ほったらかし」といっても、機種ごとにできることが異なります。ご飯が炊けるタイプなら玄米にも対応しているかどうか。無水調理や低温調理はできるのか、圧力をかけられるのかどうか、などです。

その調理家電を使って何が作れるのか、自分は何を作りたいと思っているのかをよく考えて選べば失敗しないでしょう。画像はシロカのレシピサイト「SnapDish」 その調理家電を使って何が作れるのか、自分は何を作りたいと思っているのかをよく考えて選べば失敗しないでしょう。画像はシロカのレシピサイト「SnapDish」

 圧力調理ができれば、ほったらかし&時短につながり、無水調理可能であれば、野菜の栄養を余すところなく摂取できるうえ、野菜の甘味を味わえるので、子供のいる家庭の需要にマッチするでしょう。

 レシピをサイト上に公開している家電メーカーがありますので、どのようなものを作れるのかチェックし、それが自分の作りたいもののイメージに近いかどうかを確認しておけば、失敗のない製品選びができるでしょう。

ほったらかし調理家電選び:お手入れや扱いやすさはどう?

 いくら高機能な調理器具を結構なお値段で買ったとしても、使わなければ意味がありません。例えば、手頃な価格で手に入ることからミキサーを買う家庭は多くても、使わなくなる家電のトップクラスに常に登場してしまうのは、洗いづらさが原因。そのことからも、「お手入れのしやすさ」を考慮する必要性がわかります。

ホットクックはかき混ぜ機構があるにもかかわらず、お手入れしやすい構造。内鍋以外が食洗機対応なのも○ ホットクックはかき混ぜ機構があるにもかかわらず、お手入れしやすい構造。内鍋以外が食洗機対応なのも○

 作りがシンプルであること、部品を取り外して洗えることなどがお手入れのしやすさにつながります。また紛失したり破損してしまった部品だけを購入できるか、というのもお手入れのしやすさと関係しています。せっかく買うのですから、長く大切に使っていきたいですね。

ほったらかし調理家電選び:おすすめ製品はこれ

ほったらかし調理家電の代名詞!? 「シャープ ヘルシオ ホットクック」

 “食材と調味料を入れるだけ”“ホットくクッキング”のシャープ「ホットクック」シリーズ。無水調理で絶品カレーを作れたり、根菜類を煮たりすることができます。

かき混ぜ機構搭載でカレーなど粘度の高い煮物もほったらかしておける「シャープ ヘルシオ ホットクック」。画像は「KN-HW24F」 かき混ぜ機構搭載でカレーなど粘度の高い煮物もほったらかしておける「シャープ ヘルシオ ホットクック」。画像は「KN-HW24F」

 粘度の高いものでもほったらかしで調理できる秘訣は、自動でかきまぜ機能のおかげ。鍋底が焦げ付かないように、コンロに張り付いていないといけなかった調理スタイルから脱却できますよ。予約調理も可能で、そのレシピ数は何と42種類。最大15時間先の仕上がりをセットできるから、朝、仕事に出かける前に食材と調味料を入れておけば、帰宅後0分で晩ごはんを食べられます。

 対応している調理法は「低温調理」「焼き物」「発酵」「蒸し物」「スープ作り」。保温や温め直しにも対応しているので、ちょっと帰宅が遅れた、という場合でも安心ですね。

 内鍋はフッ素コーティングされているのでこびりつきにくく、部品の取り外しもできるから、お手入れのしやすさも抜群です。部品をなくしても、別売りがあるので、安心して長く使えますよ。価格はオープンですが、Amazon.co.jpでは1人〜2人用の「1.0L」モデルが3万7000円前後、2〜4人用の「1.6L」モデルが4万5000円前後、2〜6人用「2.4L」モデルが5万3000円前後です。

圧力調理で時短をねらう 「シロカ 電気圧力鍋」

 「シロカ 電気圧力鍋」は、圧力調理、無水調理、蒸し調理、炊飯、スロー調理(低温調理)、温め直しの1台6役をこなすほったらかし調理家電です。

時短も実現できる「シロカ 電気圧力鍋」。画像は「SP-D131」 時短も実現できる「シロカ 電気圧力鍋」。画像は「SP-D131」

 通常の圧力鍋では、圧力をかけている間に大量の蒸気が出ることから、水分量を通常調理時より多めにしておく必要がありますが、シロカ 電気圧力鍋では無水でも圧力調理ができるという特徴があります。例えば、カレー、野菜スープ、鶏肉のトマト煮込みなど。5分〜25分+圧力表示ピンが下がるまでの時間だけで一品が完成するので、複数の献立を効率よく作ることができます。

 プリセットメニューは10種類と少なめですが、専用レシピブックには77種類を掲載。そのほか、シロカではレシピの投稿も受け付けており、季節ごとに新しいレシピがサイトに掲載されるので、献立のヒントを得られるでしょう。

 部品はそれぞれ取り外し可。フッ素コーティングされた洗いやすい内鍋、凹凸の少ないシンプルな本体のおかげでお手入れしやすく、利用頻度が高まりそうです。容量は、1〜3人分の2Lタイプと、2〜6人分の4Lタイプ。価格は2万7500円から3万3000円(税込、以下同)。4Lタイプでも26.5cm幅しかないので、はじめから大きなサイズのものを買っておいてもいいかもしれませんね。

火を使わない安心さ 「イルマ リビングジャー」

 「イルマ リビングジャー」は、内鍋に食材の調味料を入れて電子レンジで加熱、保温容器に入れておくだけで調理が終わっている、という製品です。炊飯はもちろん、なんちゃって焼き物やなんちゃってナスの揚げ浸し、本格的な煮物、カレー、蒸しパンなどもほったらかしで作れます。ほったらかしでも調理できるのは、魔法瓶構造の保温容器のおかげ。ピーコックの魔法瓶の技術が生かされています。

電子レンジで加熱するタイプの「イルマ リビングジャー」 電子レンジで加熱するタイプの「イルマ リビングジャー」

 電子レンジにも入る大きさ、という制限のためか、容量1.72Lのワンサイズ展開。炊飯量は2合となっているので、2人暮らしにちょうどよいでしょう。また「コンロがふさがっているけど、あと一品ほしい」というときにも便利に使えるのでは? ほったらかし調理家電のひとつではありますが、調理にかかる時間は意外に短いので、帰宅してから急いで準備する場合でも重宝しそうです。また、調理後、そのまま食卓に出せるデザインなのも魅力的です。

 構造は、内側と外側のふたと鍋、そして保温容器とごくシンプル。お手入れするのも苦になりません。価格が6600円とリーズナブルなのもうれしいところ。内鍋とふたのセットを別売りしているので、汚れすぎて使えなくなった、もう一品分をあらかじめセットして冷蔵庫に入れておきたい、という需要にも応えられそうですね。

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