焼肉や餃子、たこ焼きなどさまざまな料理が楽しめる電気式のホットプレート。みんなで準備を手伝ったり、火が通るのを見守ったりと、家族や友人・知人とのコミュニケーションも豊かになりますよね。
テーブルの上で調理できるから、食事の準備が格段に楽になるという一面も。そんな今時の電気式ホットプレートについて、選ぶ際のポイントやオススメ製品を紹介します。
ホットプレートというと、一般的には黒い平面の板状のものを想像しますが、最近は写真映えのする白いものや、たこ焼きプレートや波上プレートなどがパッケージに含まれているもの、収納にひと工夫したモデルもあります。オプション品を豊富にです。
少しかさばる家電ですので、できれば単機能のものよりできることが多いものを選んでおけば、利用頻度も高まり、収納しっぱなし、ということも防げます。見た目がおしゃれなものであれば、テーブル上に置きっぱなしにしておいても気にならなさそうです。
ホットプレートは油を使った調理をすることが多いため、お手入れのしやすさもポイントです。清潔さを保つには、洗いやすいほうがいいでしょう。プレート部分が着脱式であれば、丸洗いできます。また、本体とプレートの間に入り込みがちな食材や油、液体などを取り除きやすくなります。
さらにプレートがフッ素樹脂加工やテフロン加工、セラミック加工が施されていれば、汚れ落ちしやすく、場合によってはキッチンペーパーでひと拭きするだけで良い場合も。本体部分も汚れが付着しにくく、拭き取りやすければ、さらに便利です。
ホットプレートは、その本体がかなり高温になるため、ほんの少しの不注意で大ケガにつながってしまいます。万が一を予防できるような製品選びをしましょう。
例えば、マクネット着脱タイプの電源であれば、足にコードを引っ掛けてしまった場合でも、ホットプレート本体から電源コードが外れるため、本体を落としてしまうのを防げます。
また、最近の製品ではほとんど問題になることはありませんが、サーモスタットを搭載したものにしましょう。火力を調整できるものでも、一定以上の温度にならないため、火事になるのを防げます。
毎日の料理からおうちパーティーまで、さまざまなシーンで活躍するのがBRUNO(ブルーノ)の「ホットプレート グランデサイズ(BOE026)」です。
温度設定は保温から最大250度までの無段階調節。もちろん、サーモスタット機能付きで過熱を防止します。マグネット着脱タイプの電源コードなので、万が一の事故も防ぎます。
標準で、平面プレートと最大35個が焼けるたこ焼きプレートがついているので、通常のグリル料理だけでなく、たこ焼き屋アヒージョ、プチ鈴カステラなどおやつ作りにも活躍します。プレートは取り外して丸洗いでき、本体内部にも簡単にアクセスできるため、常に清潔感を保てます。
見た目は鋳物ホーロー風と、テーブル上に出しっぱなしにしておいても違和感がありません。ほかに、脂を落とせるグリルプレートや鍋料理に使えるセラミックコート加工の仕切り鍋や深鍋のオプションも。ホットプレートグランデサイズ標準セットの価格は1万7600円(税込、以下同)。少人数の家族向けに、コンパクトサイズのものも販売されていますよ。
アイリスオーヤマの「両面ホットプレート(DPO-133)」は、使うときはワイドに、収納するときには折りたたんでコンパクトになる、賢いホットプレートです。
ヒンジ付きの本体に2枚のプレートをセットして使い、使い終わったら立て掛けてしまっておけます。2枚のプレートはそれぞれ温度調節が可能。しかも、平面プレートのほか、ディンプルタイプやたこ焼きプレートの全3枚入りなので、違う料理を同時に作れます。
たこ焼きプレートはオプションでの購入も可能。2枚合わせて40個のたこ焼きを同時に作れるので、パーティーなどで活躍しそうですね。
プレートは取り外して丸洗いでき、清潔さを保てます。温度調節つまみはわかりやすい温度表示式。価格は9878円とコスパにも優れています。
PRINCESS(プリンセス)の「Table Grill Pure」は、写真映えする美しすぎるホットプレートです。通常、ホットプレートといえば、黒いプレートを想像しますが、そのような常識を破った白さが特徴的。プレートを支える本体は竹素材で、ナチュラルな雰囲気を醸し出しており、インテリアの一部のようにも見えます。
肝心の機能性ですが、プレートにはセラミック・ノンスティック加工済みで滑りがよく、遠赤外線効果でじっくりと中まで火が通ります。中央に向かって緩やかに曲線を描いており、最もくぼんだところにあるスリットから余分な脂が流れ落ちるデザイン。落ちた脂は、下の受け皿に貯まります。
プレートは、本体から外して丸洗いできるほか、軽い汚れならさっとひと拭きするだけで清潔に。電源プラグが差し込み式であること、裸のプレートが高温になることなどから、小さい子供がいるお家では、扱いが難しいかもしれません。とはいえ、食事作りのテンションが上がるのは確か。2万2000円と高価ですが、使ってみたいと思わせる製品です。
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