パソコンのデータのバックアップ、あるいはテレビやチューナー、セットトップボックス(STB)で受信した番組の録画を目的に、USB接続で使える「外付けハードディスク(HDD)」や「外付けSSD」を探しているという人も少なくないと思います。ただ、種類が豊富であるがゆえに、どれを選ぼうか迷っている人もいると思います。
この記事では、2020年10月30日時点において、Amazonや楽天市場などの売れ筋ランキングをもとに、おすすめの外付けHDD/SSDをピックアップして紹介します。選ぶ上で参考になれば幸いです。
テレビ、チューナーやSTBのように、持ち運ぶ機会が少なく、かつコストパフォーマンス(費用対効果)を重視する人は、据え置きタイプの外付けHDDがおすすめです。
パソコン用周辺機器の大手メーカーである「バッファロー」が手がける、Amazon限定販売のUSB 3.0対応の外付けHDDです。テレビ、チューナーやSTBに接続することを前提にした製品で、容量は2TB、3TB、4TB、6TB、8TBから選べます。11月1日現在の税込み価格は、7980円(2TB)〜1万7980円(8TB)となっています。もちろん、パソコンやゲーム機でも利用できます。
ファンレス+通気孔設計に加えて振動を抑えるゴムを採用することで、外付けHDDにありがちな“音”の発生を極力抑制していることも魅力です。「ファンレスで通気孔がないけれど、放熱は大丈夫?」と心配になる所ですが、コンパクトなボディーが効率的に排熱できる設計になっているので安心です。
なお、Amazon以外のWeb通販サイトや量販店では、同等製品が「HD-LE-Aシリーズ」として販売されています。容量のより少ない1TBモデルや、ホワイトボディーのモデル(1TB〜4TBのみ)も用意されています。
パソコン用周辺機器の大手メーカーである「アイ・オー・データ機器」が手がける、Amazon限定販売のUSB 3.0対応の外付けHDDです。テレビ、チューナーやSTBに接続することを前提にした製品で、容量は2TB、3TB、4TB、6TB、8TBから選べます。11月1日現在の税込み価格は、7980円(2TB)〜1万7980円(8TB)となっています。もちろん、パソコンやゲーム機でも利用できます。
主な特徴は先述のHD-ADU3シリーズと似通っていますが、EX-HDAZ-UTLシリーズにはパソコンで利用できるデータ消去ソフトウェアが付属するので、HDDを廃棄、あるいは譲渡するときも安心です。
なお、Amazon以外のWeb通販サイトや量販店では、同等製品が「HDCZ-UTCシリーズ」として販売されています。容量のより少ない1TBモデルや、ホワイトボディーのモデル(1TB〜4TBのみ)も用意されています。
「大容量のデータを手頃な価格でバックアップしたい」という人は、ポータブルタイプの外付けHDDがおすすめです。外部電源(ACアダプター)をつながずに動くものもあるので(※)、ノートパソコンでの利用にもぴったりです。
(※)接続先デバイスのUSB端子の給電能力によっては、ACアダプターの接続が必要となる場合もあります。特殊なUSBケーブルによって2つのUSBポートを専有して電源を確保するものは、接続先デバイスのUSB端子の配置によっては使えない場合もあります
東芝グループのHDDメーカー「東芝デバイス&ストレージ」が製造し、バッファローが販売するUSB 3.0対応のポータブルHDDです。容量は1TB、2TB、4TBの3種類があり、税込みの実売価格は6000円(1TB)〜1万3000円(4TB)程度です。4TBモデルは、その他2モデルと比べると少し厚みがあります。
内蔵HDDで多くの実績を持つ東芝デバイス&ストレージが自ら手がけた外付けHDDで、持ち運んで使う用途はもちろん、テレビやレコーダー、STBとつないで使うことも想定しています。アクセスランプの色で接続先が高速なUSB 3.0(以上)なのか、少し速度の遅いUSB 2.0なのかを判別できるのも特徴です。
サポートは販売を手がけるバッファローのHDDに準拠しており、データ復旧サービス(有償)やパソコンをつないだ際の故障予測サービス「みまもり合図」(無償)も利用できます。
「とにかくデータの読み書き速度を重視したい!」という人には、USB接続できる外付けSSDがおすすめです。とりわけ、プレイステーション4(PS4)のゲームデータの保存に使うと、ロードの高速化につながります。
バッファローが販売するAmazon限定販売のUSB 3.0対応の外付けSSDです。容量は120GB(PS4非対応)、240GB、480GB、1TB、1.9TBの5種類で、1月1日現在の税込み販売価格は3380円(120GB)〜2万2500円(1.9TB)となります。
コネクターをあえてボディーの“内側”に持って行くことで、不意な事故によるコネクターやケーブルの破損を防いでいます。HDDと同様に手厚いサポートも用意されています。
なお、Amazon以外のWeb通販サイトや量販店では、同等製品が「SSD-PGCU3-Aシリーズ」として販売されています。容量のラインアップに120GBがないこと、付属品にUSB 3.0 Type-C to Micro-Bケーブルが含まれること以外は同等仕様です。
世界的なHDD/SSDメーカーである「ウエスタンデジタル(Western Digital)」の「サンディスク(SanDisk)」ブランドから発売されているUSB 3.1対応の外付けSSDです。容量は250GB、500GB、1TB、2TBの4種類で、税込み実売価格は9000円(120GB)〜2万7000円(2TB)程度です。
一般的な外付けSSDよりもコンパクトで持ち運びやすいことが特徴です。USB 3.1に対応するパソコンなどにつなげば、速度を最大限引き出せます。
なお、Amazonでは250GBを除く3容量でパッケージのデザインを簡略化した「エコパッケージ」も用意しています。販売価格が数千円安いので、少しでも安く手に入れたい場合はチェックしてみてください。
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