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「学習リモコン」おすすめ3選 テレビやレコーダー、家電をまとめて操作【2020年最新版】

» 2020年12月24日 19時26分 公開
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 テレビ、レコーダーなど、家庭内のリモコンは増える一方です。こうした複数のリモコンを1台にまとめてくれるのが「学習リモコン」。1台のリモコンでさまざまな機器を操作できるようになります。

ソニーの学習リモコン「RM-PLZ530D」。さまざまな機器を1台で操作できます ソニーの学習リモコン「RM-PLZ530D」。さまざまな機器を1台で操作できます(出典:ソニー

 リモコンが多くなると操作がとても煩雑になりますし、テーブルの上にリモコンが何台も並んで、置き場所に困るということも。リモコンの数だけ紛失の恐れも増えていきます。「学習リモコン」ならどのリモコンで操作するのか迷うことも減り、リビングをすっきりとできます。

学習リモコン選び:学習リモコンの仕組みとは

 家電用のリモコンのほとんどは、赤外線方式を採用しています。学習リモコンは、リモコン操作時に発射される 赤外線のパターンを受信して覚え、同じ信号を使ってさまざまな機器をコントロールします。

オーム電機のシャープ製地上/BS/CSデジタルテレビに対応したマルチリモコン「AudioComm テレビリモコン シャープアクオス|AV-R340N-SH 03-5911」 オーム電機のシャープ製テレビに対応したマルチリモコン「AudioComm テレビリモコン シャープアクオス|AV-R340N-SH 03-5911」(出典:オーム電機

 とても便利な学習リモコンですが、一般的な学習リモコンはテレビやレコーダー、照明などの操作がメインで、エアコンの温度変更に関しては操作できないものがほとんどです。これはエアコンの出す操作信号が複雑なためです。

 ちなみに学習リモコンに似た製品で、「マルチリモコン」というものもあります。こちらには学習機能は搭載されておらず、あらかじめ登録された機器のみ操作できるものとなっています。そのかわり、学習リモコンより安価で入手できます。リモコン紛失の際の緊急用にも役立ちます。

学習リモコン選び:学習リモコンを選ぶ際のポイント

 学習リモコンを選ぶ際に最も注意したいのは操作できる機器数です。テレビやレコーダーの操作だけであれば少なくても問題はありませんが、CS放送やケーブルテレビのチューナーまたはセットトップボックス、照明機器なども操作も視野に入れておきたいところです。

“学習”のしやすさも大きなポイント “学習”のしやすさも大きなポイント。「RM-PLZ530D」製品ページより(出典:ソニー

 部屋が広いのであれば、動作距離も気になるところです。動作距離が長いほど、遠くからの操作が可能です。また、赤外線を広く発光できるモデルは、操作する位置より高いところや低いところの機器を操作しやすくなります。

 リモコン信号の学習のしやすさも見逃せないポイントです。マルチリモコンのように、機器がプリセットされているモデルもあるので、そういった点もチェックしておくといいでしょう。

学習リモコン選び:究極の学習リモコン? 「スマートリモコン」

 学習リモコンの究極の形ともいえるのが「スマートリモコン」です。スマートフォンやスマートスピーカーをリモコンにできるので、家庭内でリモコンを紛失してしまう心配はほとんどなくなるでしょう。

スマートリモコン、SwitchBot「ハブミニ」の使用イメージ スマートリモコン、SwitchBot「ハブミニ」の使用イメージ(出典:SwitchBot

 リモコンの赤外線端子部分が独立したようなイメージの製品で、安いものであれば従来の学習リモコンとほぼ変わらない値段で購入できます。従来の学習リモコンが不得意とする、エアコンの温度調整を実現できる製品もあり非常に助かります。

学習リモコンおすすめモデルはこれ!

最大3台のAV機器を操作 オーム電機「AudioComm 学習AVリモコン R850Z 03-0946」

 オーム電機の「AudioComm 学習AVリモコン R850Z 03-0946」は、手軽さが特徴の学習リモコンです。

オーム電機の「AudioComm 学習AVリモコン R850Z 03-0946」 オーム電機の「AudioComm 学習AVリモコン R850Z 03-0946」(出典:Amazon

 最大3台のAV機器を操作可能で、主要メーカー用の操作信号を登録済みなので、安価ながらも気軽に使用できます。

 信号送信部が2カ所あるため操作範囲も広め。動作距離は約7メートルとなっています。5つのカスタマイズボタンを備えているので、機器本体のリモコンでは押しづらいボダンを割り当てて、素早く操作することも可能です。直販価格は2728円(税込、以下同)です

信号を2ステップで記憶 ソニー「学習機能付きリモートコマンダー RM-PLZ530D」

 ソニーの「学習機能付きリモートコマンダー RM-PLZ530D」は、AV機器を最大8台まで操作できる学習リモコンです。主要AV機器メーカーのリモコン信号をあらかじめ記憶しているので、リモコン操作を学習する手間が省けます。

ソニー「学習機能付きリモートコマンダー RM-PLZ530D」 ソニー「学習機能付きリモートコマンダー RM-PLZ530D」(出典:Amazon

 学習する場合も、「一発!初期設定」モードなら登録したいリモコンの電源ボタンを押すだけの2ステップで簡単に学習できます。また、細かなリモコン信号を2ステップで記憶できる「かんたん学習」機能で、新たな機器や機能を最大948ボタン分学習することもできます。

 直販価格は4543円。カラーはシルバー、ブルー、レッドの3色です。

コスパの高いスマートリモコン SwitchBot「ハブミニ」

 SwitchBot(スイッチボット)の「ハブミニ」は、スマホやスマートスピーカーをリモコンにできるスマートリモコンです。「スマートラーニング」モードで、手持ちのリモコンをワンタッチで追加できます。

SwitchBot「ハブミニ」 SwitchBot「ハブミニ」(出典:Amazon

 スマートコンセントや温湿度計、リモートボタンなど、さまざまなオプション機器を追加することで、リモコンがついていない機器の操作も可能です。Amazon.cp.jpでの参考価格は3980円。12月24日現在はセール中で3580円となっています。

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