NTTドコモは4月1日から、大容量のモバイル通信が行える「5Gギガホ プレミア」と4G通信のみの「ギガホ プレミア」を開始します。
ドコモは現在、「5Gギガホ」と「ギガホ」というプランを提供していますが、4月からはサービス内容がどう“プレミア”化するのか、5つのポイントでチェックしていきましょう。
「5Gギガホ プレミア」最大の特徴は通信容量が“無制限”という点でしょう。
2021年3月までの現行プラン(5Gギガホ)も容量無制限をキャンペーンとして提供していますが、プレミアでは正式なサービス内容として無制限になりました。4G/5Gを問わず、テザリング利用時も制限はないとアナウンスされています。
なお、4G通信のみのギガホ プレミアは月間60GBまでとなっています。
割引適用前の月額料金は、5Gギガホ プレミアが6650円(税別、以下同)、ギガホ プレミアは100円安い6550円です。5Gギガホ プレミアの場合は現行プラン(5Gギガホ)から1000円の値下げとなっています。
それぞれ現行プランと比べると、5Gギガホの7650円から1000円の値下げ、ギガホの7150円から600円の値下げとなります。なお、新プランの提供に伴い、現行プランの新規受付は3月31日で終了となります。
また、通信量が月間3GB以下だった場合に自動で1500円が割り引かれ、月額料金は5Gギガホ プレミアで5150円、ギガホ プレミアは5050円になります。
5Gギガホ/ギガホ プレミアの国内通話料は、20円/30秒の従量制です。
通話する機会が多いユーザー向けに、オプションとして1回当たり5分以内の国内通話が無料になる「5分通話無料オプション」(月700円)と、国内通話が無料になる「かけ放題オプション」(月1700円)が用意されています。5分通話無料オプションは、5分を超過した時間分に20円/30秒がかかるので注意が必要です。
大手キャリアのメインブランドだけに、5Gギガホ プレミア/ギガホプレミアはさまざまな割り引きの対象となっています。
いわゆる家族割の「みんなドコモ割」は、家族で回線契約している場合、2回線目で月500円、3回線以上なら月1000円が割り引きになるもの。対象の回線契約はドコモの音声通話が可能な料金プランで、家族間の音声通話が無料になるファミリー割引と重複します。
ドコモ光セット割は、固定回線サービス「ドコモ光」との組み合わせで、月1000円安くなります(「ドコモ光ミニ」は割引額が異なります)。
さらに、料金の支払いをドコモのクレジットカード「dカード」を使っていると月170円が割り引かれます。それぞれの割り引きサービスについては所定の条件がありますので、事前に確認しておきたいですね。
そして5Gギガホ プレミア/ギガホプレミアは、ユーザー(利用者)が22歳以下の場合に「ドコモのロング学割」も利用できます。
内容は契約するプランによって異なり、5Gギガホ プレミアなら月3500円の値引きを6カ月受けられます。なお、月間の通信容量が3GB以下の場合は割り引き額が月2000円になります。
ギガホ プレミアは月3080円の値引きを6カ月間提供。こちらも、月3GB以下なら値引き額は1580円に減少します。さらに、22歳になるまで月400円の割り引きが継続する「U22特典」も付いています。
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