あまりの暑さに食欲が落ちてしまった時、スルスルと食べられる「そうめん」が大活躍します。うどんやそばに比べてゆでる時間が短く簡単に作れることもあって、常備している家庭も少なくないでしょう。
とはいえ、そうめんにはさまざまな種類があって何を買えば良いのか迷うことも。そこで今回は、調理時間が短く、味も満足できる「そうめん」を紹介します。
そうめんはうどんやそばと比べて麺が細いので、ゆで時間が短いのが特徴です。
沸騰したお湯に入れて、3分程ゆでるだけでできてしまいます。夏場のキッチンは熱がこもりやすく、火を使う時間を短くしたいですよね。
そんな時も短時間で作れるそうめんは、調理をする側にとってとてもありがたい食材といえます。
そうめんはネギや青じそなどの薬味があれば美味しく食べることができますが、少し手を加えるだけでさまざまなアレンジができます。
アレンジをする時も「かけるだけ」「混ぜるだけ」の調味料があり、火を使わなくてもアレンジ可能です。そうめんの味に飽きてしまうこともあるので、このような調味料を使って「味変」をするのもおすすめです。
夏に出番が多いのは、そうめんだけではなくひやむぎも同じ。でも、そうめんとひやむぎは一体何が違うのでしょうか?
そうめんとひやむぎの違いのポイントは主に2つあります。1つは製造方法です。そうめんは、糸のように伸ばすことで細く作られるのですが、ひやむぎはうどんのように切って作られることが多くなります。
もう1つは麺の太さです。JAS(日本農林規格)は、主原料に小麦粉や塩を使い乾燥させた「乾めん類」について「機械製麺の場合、長径1.3mm未満が『そうめん』、1.3mm以上1.7mm未満が『ひやむぎ』」と規定しています(出典:全国乾麺協同組合連合会「ひやむぎとそうめんの違い」)。
「そうめん発祥の地」とされる奈良県桜井市三輪の特産品が、池利の「三輪そうめん」です。手延べそうめんならではの歯応えがあるのはもちろん、ゆでた時に艶があるのが特徴の1つです。
贈答用としても人気の「三輪そうめん」ですが、家庭で食べるなら「訳あり」もおすすめです。「三輪そうめん(お徳用/家庭用)」は、贈答用のそうめんを作る過程で出る、麺の長さや色のバラつきのあるそうめんです。
訳ありなので30束1.5kg入り(20人前)で2800円前後という価格を実現。
ゆで時間は約2分なので、短時間で出来上がるのもうれしいですね。
誰もが1度は食べたことがあるのが「揖保乃糸」ではないでしょうか。とくに、兵庫県手延素麺協同組合「手延素麺 揖保乃糸 上級品」は「揖保乃糸」の中でも歴史と人気があるそうめんです。
美味しさの秘密は、小麦粉と塩水を練り合わせ「より」と「熟成」を何度も繰り返すことで徐々に細くしていく手法。約430軒の製造者が均一なそうめんを製造するために厳しい検査基準を設けていて、20余名の検査指導員による検査指導を行っています。
ゆで時間は約1分30秒〜2分。価格は、300g入りが10袋で3600円前後です。
そうめんは一般的に白色をしていますが、森川の「いろいろそうめん 7色麺」はカラフルでかわいい色合いが特徴のそうめんです。見た目がとてもかわいいので子供も喜んで食べてくれそうです。
7色の内訳は、白そうめん、柚子そうめん、梅そうめん、伊予柑そうめん、抹茶そうめん、青そうめん、黒ごまそうめんとなっています。色は天然色素を使っていて、安心です。価格は1束(50g)が7束入りで1300円前後です。
暑い夏だからこそ、ダラダラ汗をかきながらそうめんをすするのも悪くないかもしれません。日清食品の「どん兵衛 温つゆおそうめんミニ」なら、お湯を注いで3分待つだけで完成!
もし熱くて食べられない場合は、完成したそうめんに氷を入れるのもおすすめです。
35gのミニサイズなので、他におにぎりなどがあっても良いかもしれません。価格は12個セットで1400円前後です。
糖質が気になる人におすすめなのが、糖質コントロールされた五木食品の「からだシフト 糖質コントロール そうめん」です。糖質30%カットとなっており、1人前(80g)あたり糖質35.8gに抑えられています。
ゆで時間は約2分半〜3分半。価格は、160gが10袋セットで2000円前後です。
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