気分をリフレッシュさせてくれる観葉植物。特徴のある葉や幹がお部屋に映えるため、インテリアとしても人気があります。でも、育ててみたいけれどどうやって選んだらいいかわからないという方も多いのでは?
今回はこれから観葉植物を育ててみたいという初心者の方におすすめの、室内でも育てやすい観葉植物を紹介します。多様な種類の中から、自分の好みに合うものを探していきましょう。
観葉植物を室内で育てる際にまず気を付けたいのが耐陰性です。植物は日光に当たることで丈夫に育つものも多いですが、室内で育てる時は場所によっては日光に当たりにくいこともあるので、一定の耐陰性があると安心です。
耐陰性があると、日の当たる窓際以外の場所などにも置いて楽しむこともできます。置きたい場所を決めて、その場所の日当たり具合を考えて耐陰性を考慮すると良いでしょう。
室内で育てる際に、植物に合わせて室温の変化に対応していくのはなかなか難しいです。そのため耐寒性や耐暑性を備えた四季の変化に強い植物を選ぶと、管理の負担が少なくおすすめです。
冬場は室内の奥のほうに移動させるなど、ある程度の調整ができれば越冬させることができる植物も多くあります。住んでいる地域や家の環境に合わせて選びましょう。
室内で育てていても害虫がついたり、病気になったりすることがあります。病害虫の種類も植物によって様々なので、初心者だと適切に対処できるのか不安に感じることもありますよね。
そこで生命力が強く病害虫に強い性質の植物を選べば、被害に合う可能性を低くすることができます。また、定期的に葉へ水分を与える「葉水」をあげたり風通しの良いところに置いたりするだけで対策ができることも多いです。
彩植健美の「【ミックス鉢カバー付】ヒメモンステラ6号鉢」。モンステラは深い切込みの入った葉が特徴で、インテリアとしても好まれています。鉢カバーと受け皿付きなので、購入してすぐ飾って楽しめます。
モンステラは耐陰性があるため、室内の日が当たりにくい場所でも育てやすいです。また、病気や害虫にも強い性質なので、初めて育てる観葉植物に適しています。サイズは高さ約50〜60(高さ)×約50(幅)cm。価格は4980円前後です。
花のギフト社の「ガジュマルの木」。カジュマルは縁起のいい植物として知られ、丸みのあるかわいらしい幹を持つので、観葉植物としての人気も高いです。
カジュマルは日光を好みますが、耐陰性もあるので屋内でも育てやすいです。害虫の被害も少ないことで知られています。サイズは約20(高さ)×約10(幅)cm(陶器鉢含む)。価格は2850円程度です。
MAKIMO PLANTの「クワズイモ 10号サイズ」。クワズイモは地上部に出ている茶色の根茎が特徴的です。10号サイズで高さがあり葉も大きいため、インテリアとしての存在感もあります。
乾燥に強いので、水やりの管理がしやすいです。また耐暑性が強く、温暖な地域であれば屋外で育てることもできます。鉢サイズは10号で、高さは約180cm。価格は1万5400円前後です。
花のギフト社の「パキラ」。パキラは太い幹に複数に分かれた葉がつくユニークな形の観葉植物です。放射線状に広がる葉が艶やかで、生命力が強いのも特徴です。
日陰・日向のどちらでも元気に育つため、初心者も育てやすいです。成長が早いので、より観賞用として楽しむのに適しています。サイズは約38(高さ)×約12(幅)cm。価格は2780円前後です。
イイハナ・ドットコムの「セローム」。セロームはギザギザとした大きな葉が特徴です。ヒトカズラという名前でも知られ、インテリアグリーンとして流通しています。
セロームはブラジルやパラグアイなどの亜熱帯地域の出身ですが、耐寒性・耐陰性があるため室内でも育てやすく、越冬も可能です。サイズは約25(高さ)×約23(幅)cm。価格は3366円前後です。
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