毎年さまざまなアニメが登場していますが、皆さんは「以前見ていたあのアニメ」の中で、特に心に残っているアニメはありますか?
今回はちょうど20年前、2002年に放送開始のアニメの中から5作品をピックアップしてみました。人によっては「もう20年経ったの!?」と驚いてしまうかもしれません。
「機動戦士ガンダムSEED」は、ガンダムシリーズの1つ。キラ・ヤマトとアスラン・ザラを物語の中心とし、地球連合、ザフト、オーブが繰り広げる戦乱と、キャラクターたちの濃厚な人間ドラマを描きます。
友人同士でありながら敵対しなければならない少年たちの葛藤や、遺伝子操作された人間「コーディネイター」と通常の人間「ナチュラル」の対立なども見どころ。2022年においても視聴者にさまざまな問いを投げかける作品なのではないでしょうか。2004年には続編として「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が放送されました。
「NARUTO-ナルト-」は、忍同士が忍術や体術などを使って戦いを繰り広げるバトル漫画。世界的にも非常に人気がある作品です。
ストーリーは、「落ちこぼれ」と言われた主人公のうずまきナルトが、「木ノ葉隠れの里」のリーダー「火影」を目指すというもの。仲間との友情、師弟や家族の絆などが強く描かれています。特にライバルのうちはサスケとのエピソードの数々はハートフルでした。「NARUTO-ナルト-疾風伝」と合わせると放送は2017年まで続きました。
「東京ミュウミュウ」は、「キメラアニマ」を作り出して地球を脅かすエイリアンに、主人公の桃宮いちごとその仲間たちが、イリオモテヤマネコなど、さまざまなレッドデータアニマル(絶滅危惧種)の遺伝子の力を借りて対抗していく姿を描いた作品です。
美少女戦隊ものらしく全体的にかわいらしいビジュアルですが、地球上での人間のあり方や環境問題について考えさせられる作品でもあります。また、リメイク版の「東京ミュウミュウにゅ〜」第1話が7月5日に放送され、話題となりました。
「あたしンち」は主人公の"あたし"(みかん)、大ざっぱな母、マイペースな父、弟のユズヒコなど、個性豊かなタチバナ家の面々を描いた作品。放送期間は地域によっては8年間と、息の長い番組になりました。
エピソードはささやかな日常を描いたものがほとんどですが、思わずクスリとしてしまうものばかり。独特の間やほのぼのとしたコメディは、見ているとなぜかほっとしてしまいますね。
「最終兵器彼女」は独特の世界観と切ないストーリーが人気です。ファンからは「サイカノ」と呼ばれています。
滅びに向かう世界で、「最終兵器」として改造されてしまった"彼女"ちせ。「兵器」と「人間」の間で苦悩するちせと、彼女を見守る主人公シュウジの関係が繊細に描かれます。彼らは一体どのように現実を受け止めていくのでしょうか。
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