カーナビは数年使うと、地図情報が古くなりあまり役に立たないことがあります。かといって、更新や交換をするにしても数万円〜10万円単位で費用がかかることもあるので、二の足を踏む方も多いかと思います。
一方で最近のスマホはナビアプリ機能が向上してきており、カーナビ代わりにスマホを使う方も増えてきました。
その時に困るのが「スマホの置き場」かと思います。運転に支障がなく、かつルート案内が見やすい場所に置くとなると大変ですが、ホルダーがあると便利です。そこで今記事では、最新の「車用スマホホルダー」のおすすめを紹介します。
大学卒業後、大手メーカー系自動車販売会社に勤務。在職中は個人顧客を中心に年間平均60台の新車を販売。自動車保険の見直し提案などの経験も豊富。その後、金融業界に精通した業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事するとともに、2級ファイナンシャル・プランニング技能士およびAFP資格を取得。2018年よりライターとして活動を開始。新車ディーラー業界の裏話やファイナンシャルプランナーの視点から見た車購入アドバイスだけでなく、お得なカー用品やガジェット紹介等も得意とする。私生活では3児とうさぎ2羽の父。【保有資格】2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP(日本FP協会認定)
第一に優先したいのが、お手持ちのスマホのサイズに合ったホルダー選ぶことです。最近のスマホは4インチクラスの小さいものから6インチ以上の大画面のものまでさまざまです。
またタブレット端末をナビ代わりに使う場合、7〜13インチとさらにサイズの幅が広くなります。スマホホルダーを購入する際には、ピッタリサイズのホルダーを選びたいですね。
アプリでナビを起動したままにすると、スマホのバッテリーがどんどん減っていきます。短時間であればそれほど気にならないかもしれませんが、ロングドライブとなると端末のバッテリー管理にも注意しなければなりません。
スマホホルダーにはワイヤレス充電機能が付いたものもありますので、対応している端末であればホルダーに置くだけで充電することができます。このような機能があるホルダーも視野に入れて検討してみるとよいでしょう。
スマホホルダーにはさまざまな取り付け方法があります。例えば取り付け部が両面テープになっていてダッシュボードなどに直接取り付けるもの、エアコンの吹き出し口に取り付けるもの、土台を両面テープで貼り付けて吸盤や両面テープでホルダーを取り付けるものなど多種多様です。
どのタイプも一長一短ありますから、取り付ける対象の車の構造や自身の見やすい場所によって選ぶ必要があります。いずれにしても、視界を遮らないように設置して安全に使用しましょう。
リーズナブルな価格帯で車用のスマホホルダーを探しているなら、Andobilの「車載ホルダー」がおすすめです。4〜7インチクラスまでの端末を取り付けられるスマホホルダーです。
特筆すべきポイントは取り付けにあります。粘着ゲル吸盤なので、湾曲した部分へ取り付けることもできます。また付属のアタッチメントを使えば、エアコンの送風口にも取り付けることが可能です。
さらにスマホケースで手帳型を使っている方もいるかと思いますが、ケースからスマホを外す必要なく設置することができるのも便利なポイントとなっています。
取り付け場所がエアコン付近しかないという人におすすめなのが、LISENの「3-IN-1 Car Phone Holder」です。エアコン取り付けに特化しているので、吹き出し口に設置してもエアコンの送風口をふさがないので、真夏でも涼しい風がダイレクトに届きます。
上向きでも下向きでも取り付け可能なので、柔軟な設置もできます。まさにかゆい所に手が届くホルダーといえるでしょう。
スマホホルダーを付けたいけれど、粘着テープなど跡が気になるという人には、クリップタイプのスマホホルダーがおすすめ。PZOZの「Car Phone Holder Mount」は、クリップで設置するタイプのスマホホルダーです。主にメーターフードに設置するイメージとなりますが、スマホナビを利用するなら極力視線を外したくないかと思いますので、脇見運転になりにくい場所に設置するのがベターです。
ホルダーを使っていない時は取り外して、助手席シートなどに置いておけるので視界の妨げにならないのも良いポイントです。
充電もできるスマホホルダーを探しているなら、Aucklyの「ワイヤレス高速充電ホルダー」がおすすめです。Qi規格を搭載したスマホであればワイヤレス充電ができます。
スマホホルダーに端末を置く時、手動で設置する製品が多いですが、こちらのホルダーは端末をケースに置くだけで自動で挟んでくれます。取り外しもボタンを押すだけで開くので、手間がかからないのもよいですね。
電源ケーブルを別途接続する必要がありますが、USBがあれば問題ないので取り付けも簡単です。
取り付け場所がどこにもないような車の場合は、諦めた方がい良いと思ってしまいがちですが、セイワ(SEIWA)の「オートワイヤレスQiスマホホルダー」を最後に検討してみてください。こちらはドリンクホルダーに置くタイプなので、ドリンクホルダーさえあれば取り付け可能です。
また電源ケーブルを接続することで、ワイヤレス充電もできます。さらにUSB PD入力にも対応しているので急速充電も可能です。
最後に紹介したいのは、Wiiki-tech Internationalのタブレットホルダー「APPS2Car CDカースロットタブレット用マウント」です。この商品はやや特殊で、CDを聞けるカーオーディオのみに対応しています。CDスロットに挿入することで、最大11インチのタブレットまで装着することができます。
インダッシュタイプのCDプレイヤーを取り付けている車に乗っていて、タブレットをナビにしたい方はこちらを検討してみてはいかがでしょうか。
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