ヘビやワニ、合皮などのレザーベルトを採用した腕時計は、肌触りが良く、心地よい着用感が楽しめます。メタルベルトの腕時計に比べて、クラシックな印象を与えてくれるため、大人らしさも演出できます。
カジュアルウォッチでもレザーベルトを採用したモデルが数多く展開しています。今回は、セイコーやシチズンといった日本を代表する国産ウォッチブランドから、予算5万円台で購入できる「レザーベルトの腕時計」を5つ紹介します。
レザーベルトは大きく分けて、スエードレザー・スムースレザー・型押しレザーの3種類があります。それぞれの特徴を理解して、選び方の基準にしてみてはいかがでしょうか。
レザーの裏側を羽毛立ちのような加工を施したベルト。カジュアルウォッチなどに多く採用されており、活動的な印象を与えてくれます。
レザーベルトの中でもポピュラーなタイプで、多くの腕時計に採用されています。他のレザーベルトに比べ、つるつるとした質感で着用した際のなめらかな肌触りが特徴です。
レザーにヘビやワニなどの柄を型押ししたベルト。エンボス加工とも呼ばれ、高級感とともに、クラシックな雰囲気を演出します。
セイコー セレクションの「SBTM295」は、スムースレザーベルトを採用したシンプルデザインのソーラーウォッチ。デイト表示を備えたシンプルな3針ダイアルを採用しているため、ビジネス・カジュアル問わず、さまざまなシーンに向いています。
ケースサイズは、39.5(横幅)×46.1(縦幅)×9.5(厚み)mm。ムーブメントは、「キャリバー7B75」を搭載。ケースサイズを抑えつつ、10気圧防水機能やワールドタイム機能などを備えているため、使い勝手の良さも際立ちます。
セイコー プロスペックスの「SBDY103」は、1976年に登場した「タートル」と呼ばれるモデルをタウンユース仕様にアレンジしたウォッチ。スムースレザーのベルトとダイアルをブラックカラーでまとめることで、シックで大人らしいデザインに仕上げています。
ケースサイズは、42.4(横幅)×45.2(縦幅)×11.7(厚み)mm。ムーブメントは、「キャリバー4R35」を搭載。タウンユースはもちろん、アウトドアシーンでも活躍する20気圧防水機能に加え、確かな耐久性と視認性を兼ね備えています。
シチズン プロマスターの「CB5037-17X」は、ストリートファッションにも合わせやすい本格的なソーラーウォッチ。2層のレイヤー仕上げの厚みを生かしたスムースレザーベルトと、ダークグリーンのダイアルは、腕元をさりげなく演出してくれます。
ケースサイズは、44.6(横幅)×12.6(厚み)mm。ムーブメントは、「キャリバーE660」を搭載。20気圧防水機能を備えつつ、プロマスターシリーズ特有のギア感も抑えられているため、さまざまなシーンに向いています。
シチズン コレクションの「CB0012-07E」は、スポーティーなデザインのブラックダイアルに、ピンクゴールドカラーのケースやインデックス、針などを組み合わせたソーラーウォッチ。ピンクゴールドと相性の良いブラウンカラーの型押しレザーを採用しているため、上品な雰囲気を演出します。
ケースサイズは、43(横幅)×9.8(厚み)mm。ムーブメントには、「キャリバーH145」を搭載。世界4エリアで自動的に時刻やカレンダーを修正する電波受信機能も備えています。温かみがありながらも、落ち着いた色合いのため、これからの季節にもピッタリな1本です。
オリエントの「RN-AR0004Y」は、スモールセコンドを備えたセミスケルトンダイアルのウォッチ。型押しレザーのベルトを採用し、インデックスや時分針にピンクゴールドカラーを施すことで、大人らしいラグジュアリーな印象を与えてくれます。
ケースサイズは、40.8(横幅)×48(縦幅)×10.9(厚み)mm。ムーブメントは、「キャリバーF6S22」を搭載。裏ぶたはスケルトンバックになっているため、着用しないときには、ムーブメントの動きを見ることができます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.