寒い季節だからこそ、アウトドアレジャーを楽しむ人もいるでしょう。寒さ対策をすればキャンプなども楽しめますが、車で使える調理家電を用意するとさらに快適にアウトドアを楽しむことができます。
今回は、車でも使うことができる調理家電と、1台あると何かと便利なおすすめのポータブル電源を紹介します!
大学卒業後、大手メーカー系自動車販売会社に勤務。在職中は個人顧客を中心に年間平均60台の新車を販売。自動車保険の見直し提案などの経験も豊富。その後、金融業界に精通した業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事するとともに、2級ファイナンシャル・プランニング技能士およびAFP資格を取得。2018年よりライターとして活動を開始。新車ディーラー業界の裏話やファイナンシャルプランナーの視点から見た車購入アドバイスだけでなく、お得なカー用品やガジェット紹介等も得意とする。私生活では3児とうさぎ2羽の父。【保有資格】2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP(日本FP協会認定)
調理家電と聞くと、基本的に家で使うものというイメージが強いかと思います。最近では車のシガーソケットに対応し、車の中でも使うことができる調理家電が増えてきました。
車専用という形にはなってしまいますが、購入することでアウトドアでの料理の幅が広がるでしょう。
調理家電をアウトドアで使うことで、いつでも温かい食事を食べられるようになります。また車用のケトルがあれば、簡単にお湯を沸かすこともできるので、温かい紅茶やコーヒーを飲むことも可能です。
赤ちゃんがいるなら、水筒にお湯を入れて持ち運ぶことなく粉ミルクを作ることもできます。
アウトドアシーンで使える調理家電も良いけれど、使用頻度がそれほど多くないからもったいない……と感じる人も少なくないはず。そんなときはポータブル電源を使うのもおすすめです。
ポータブル電源があれば車の中でも外でも、家で使っている調理家電を使うことができます。またレジャー以外では災害対策としても活躍するので、一家に1台あっても損ではありません。
車の中で簡単にご飯が炊けたらいいのに……そんなことを思ったことがある人もいるでしょう。ジェーピーエヌの「車載用炊飯器タケルくん」は車のシガーソケットを使ってご飯が炊ける炊飯器です。
例えばドライブ中にご飯をセットしてスイッチを入れておけば、ドライブ後には炊き立てご飯が出来上がっています。最大1.5合炊くことができるので、2〜3人分は用意可能です。12V電源専用なので、トラックなど24V電源を採用している車には使えないため注意が必要です。
サイズは高さ19cmとコンパクトなのもうれしいポイント。公式サイトでの販売価格は、5980〜6480円(税込、以下同)となっています。
車で温かい紅茶やコーヒーが飲みたいとき、カップ麺を食べたいときに必要なのがお湯です。ロボック(rocboc)の「車載電気ポット DC12V-24V兼用」は車の中で使える家電で、1200mlと大容量タイプです。最大容量はカップ麺約2.5杯分、コーヒーカップ約6杯分です。瞬間的に沸騰させるモードに加え、沸騰後に温度を保つモードも搭載しているので、何度も沸かすことなくお湯を使えるのが便利です。
12Vと24V兼用の設計なので、乗用車でもトラックでも車を問わず使えます。
大容量タイプではなく、1人用の車用ケトルを探しているなら、Focustarの「電気ケトル ポータブル トラベル」もおすすめです。容量は350mlと小さめで、重さ約600gと持ち運びやすいケトルです。
ドリンクホルダーに収まるサイズ感なので使い勝手も良いでしょう。お湯を沸かす時間は約15分なので、ドライブ中のちょっとした間にお湯が沸くイメージです。休憩のタイミングで温かいコーヒーなどを楽しむことができます。
また密封性も高いので、万が一倒してしまっても中に入ったお湯が漏れ出ることもなく安心です。12Vと24Vの2タイプから選ぶことができます。
コンパクトに持ち運びができるマルチクッカーを1つ持っていれば、料理がはかどること間違いなしです。ヤザワコーポレーションの「トラベルマルチクッカー」は煮る・焼く・ゆでるなど料理の大半ができます。コンセントから給電するのでポータブル電源などが必須となりますが、使い勝手も良く、海外での電圧にも対応しています。
電圧切替スイッチを備えており、温度過昇防止安全装置も付いてます。100〜240V/50〜60Hz(消費電力最大360W、日本国内(100V)では250W)に対応しており、海外でも変圧器なしで使用できます。
公式サイト(法人向け)での販売価格は3000円程度です。海外旅行などでも活躍するため、コストパフォーマンスが高いといえます。専用ポーチが付いているので、持ち運びもしやすいでしょう。
家で使っている家電を外でも使いたい、という人におすすめなのがEvopowの「ポータブル電源」です。比較的リーズナブルな価格帯なので、ポータブル電源の入門用として人気があります。安価ではありますが容量は515Wh、定格出力は600W(瞬間出力1200W)と、スマートフォン(11wh)の充電であれば45回、電気ケトル(200w)であれば150分程度の電力を賄うことができます。
AC出力(純正弦波)×2にUSBポート×4を備えているので、複数人のスマートフォンの充電もできるので災害用としても活躍するでしょう。
大容量タイプのポータブル電源を探しているなら、ジャクリ(Jackery)の「ポータブル電源 1000」がおすすめです。Jackeryはポータブル電源メーカーの中でも人気のメーカーで、世界累計販売台数は200万台を突破しています(2018〜2022年6月までのポータブル電源とソーラーパネルの販売台数)。その「ポータブル電源 1000」の容量は1002Whと大容量なので、長時間利用してもバッテリー切れを起こす心配が少ないのが魅力です。
自宅での充電に加えてシガーソケットから充電することもできるので、車を走行させている間にバッテリーを蓄えることもでき、時間の節約にもつながります。公式サイトでの販売価格は14万円ほどと高価ではありますが、出力は1000Wと大きいので使用したい家電が使えないという場合が少ないでしょう。
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