車の基本的なメンテナンスの1つが「洗車」です。洗車は自分で行うことができ、車のボディの状態を把握することができる作業の1つです。洗車をすることでボディをきれいな状態に保つだけでなく、塗装面の劣化やサビを防ぐことができます。
今回は後編として、洗車ブラシ、バケツ、タオル、ホース、その他のおすすめグッズを中心に紹介します。
大学卒業後、大手メーカー系自動車販売会社に勤務。在職中は個人顧客を中心に年間平均60台の新車を販売。自動車保険の見直し提案などの経験も豊富。その後、金融業界に精通した業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事するとともに、2級ファイナンシャル・プランニング技能士およびAFP資格を取得。2018年よりライターとして活動を開始。新車ディーラー業界の裏話やファイナンシャルプランナーの視点から見た車購入アドバイスだけでなく、お得なカー用品やガジェット紹介等も得意とする。私生活では3児とうさぎ2羽の父。【保有資格】2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP(日本FP協会認定)
いざ洗車をしようと思っても、どんな道具をそろえれば良いのか分からないですよね。洗車をするためにはさまざまな道具が必要になりますが、意外とそろえるものが多くなります。
まず必要最低限として用意しなければいけないものが以下になります。
以上の5種類です。まずはこれらを用意するところから始めましょう。1つ1つ用意するのが面倒な人は、最初からセットになっている商品もありますので、こちらを活用するとよいでしょう。
これに加えて、自分の愛車の特性に合わせた道具をチョイスすると、よりきれいに洗車することができます。ミニバンなど背の高い車であれば、屋根まで洗いやすくするように脚立などの足場も必要になりますし、細かい部品が多い車ならブラシ類があるとよいでしょう。
ホイールのスポークの間や裏側、ホイールナットの隙間など、手が届かない場所を洗うのに適しているのが、プロスタッフ(Prostaff)の「ホイール専用 鬼人手ジュニア」です。
細かいところをきれいにしておくことで、洗車後の車全体のきれいさが際立つようになります。公式ショップでの販売価格は680円(税込、以下同)です。
舗装されていない道路を走った後など、タイヤのゴム部分が汚れてしまったときに使いたいのが、マザーズ(Mothers)の「タイヤブラシ」です。
柄が付いているので、洗うときに力が入りやすく、効率的に洗うことができます。タイヤに汚れが付いていないだけで、車の足元の仕上がりが格段と良くなります。
seariseの「車用クリーニングブラシ3本セット」は、ホイールナットの隙間など、非常に細かい場所を洗うのに適したブラシ3点セットです。
タイヤだけでなく、ボディの隙間部分の汚れのかき出しや、内装のほこり取りと使い分けることもできます。細かいところまできれいにできるので、洗い残しを極力減らすことができます。
イノマタ化学の「がんばりバケツ15L」は、洗車中にシャンプー液などを入れておくのはもちろん、ちょっと手が届かないところを洗うための踏み台にもなるバケツです。
使っていないときはバケツの中に洗車グッズを収納でき、椅子として使うことも可能という、マルチに活躍できる優秀な洗車バケツです。
収納場所が少なくて困っている人におすすめしたいのが、RULAYMANの「折りたたみソフトバケツ」です。コンパクトに折りたたむことができるので、玄関の隙間に収納しておくことも可能です。
展開すれば10Lの水が入るので、洗車で活躍します。
ボディに付いた水滴の拭き取りは、できるだけ速く効率的にしたいもの。プロスタッフ(Prostaff)の「ムササビクロス」は、吸水性に優れているだけでなく、75(幅)×40(高さ)cmの大判サイズなので作業が速くできます。
拭き取りクロス選びで悩んだら、こちらの商品がおすすめです。
コストコのベストセラー商品の1つが、カークランドシグネチャー(Kirkland Signature)の「マイクロファイバータオル」です。36枚入りの大容量で、1枚当たり100円を切る低価格なのがうれしいポイント。洗車にも自宅の掃除にもマルチに活躍します。
マイクロファイバーなので傷が付きにくいため、濃い色の車にもおすすめです。
アイオン(AION)の「コーティング施工車用 超吸水セーム」は、コーティング車用の高級セーム革です。セーム革は小さいながらも吸水性に優れ、摩擦が少ないので、塗装面を傷めにくいのも良い点です。
もちろんコーティングをかけていない車にも使うことができます。
コスパが良いセーヌ革を探しているなら、アイオン(AION)の「拭き取りクロス プラスセーヌ お得用3枚セット」がおすすめです。
3色に分かれているので、ボディ・窓・室内など用途に分けて使い分けることができます。
タカギ(takagi)の「nano next 10m」は、タカギ製ホースリール史上「最小・最軽量」の製品です。散水ノズルも軽く、コンパクトなストレートタイプなので扱いやすいでしょう。
蛇口への接続は、工具不要で蛇口にはめてダイヤルを回すだけと簡単です。公式ショップでの販売価格は4048円です。
巻取り型のホースというと、少し地味なデザインというイメージがあるかもしれません。アイリスオーヤマの「フルカバーホースリールEX」は、デザイン性が高いのが魅力。またホースの長さは、15m、20m、30mと使い方に合わせて選ぶことができます。
公式ショップでの販売価格は、30mだと5480円です。
収納場所があまりない人におすすめなのが、伸縮式のホースです。TheFitLifeの「散水ホース」は、通常時は5mというコンパクトなサイズながら、伸ばすと3倍の15mまで伸びるので、使い勝手が良いです。他にも、2.5mから7.5mまで、10mから30mまでなどがあるので、用途に合わせて長さを選ぶことができます。
ねじれにくく絡むこともないので、煩わしさからも解放されるでしょう。
ミニバンなど背の高い車を洗うとき、天井まで手が届きにくいので、踏み台などがあると便利です。AutoGoの「洗車台」は高さが50cmあるので、洗いやすくなること間違いなし。
脚立を使うと移動が大変ですが、この踏み台なら幅が75cmありますので、その煩わしさも軽減されるでしょう。
外装がきれいになったら、車内も掃除したくなりますよね。車内の掃除で気になるのが電源の確保や取り回しですが、充電式の掃除機を使えば解決します。
アイリスオーヤマの「ハンディクリーナー IC-H50-B」は、掃除用のアタッチメントも充実しているので、細かなごみも逃さず吸い取ってくれます。
リンレイ(Rinrei)の「マイクロカーダスター ホコリキャッチャー」は、ダッシュボードの上や内装部品の隙間などにたまったほこりなどをサッと取り除くことができます。
車内に置けるコンパクトサイズなので、掃除機を使うまでもない状況やちょっと気になったときに活躍します。
たくさんの洗車グッズをそろえると、保管に困ったりバラバラとどこかに行ってしまったりと困ることがありますが、JEJアステージの「収納ボックス Xシリーズ アクティブストッカー600X」にまとめておけば安心です。
サイズは60(幅)×33(高さ)×38(奥行)cmとちょうど良いサイズ感なので、車のラゲッジスペースに置いてもそれほど邪魔にならないのもうれしいですね。
一言で洗車といっても、そろえる道具1つで仕上がりが大きく変わることもあります。自身の洗い方や車の特性に合わせて試行錯誤しながらグッズを選んでいく、という作業も楽しいので、まず基本セットをそろえてから道具を入れ替えていくなどして楽しいカーライフを送りましょう。
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