ホンダのミニバン「オデッセイ」が復活　新フロントグリル採用の改良モデルを今冬発売へ

» 2023年04月07日 16時40分公開

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　ホンダは4月7日、ミニバン「オデッセイ」改良モデルを2023年冬に発売すると発表しました。発売に先立ち、Webサイトで情報を公開しています。今秋に先行予約受け付けをスタートする予定です。

オデッセイが新フェイスで復活！

オデッセイが復活

　オデッセイは1994年に発売され、ミニバンブームの先駆けとなった人気車でしたが、2021年末をもって生産を終了していました。

　ホンダによると、長く愛されてきたオデッセイを継続して届けたいという思いと、ユーザーからの多くの要望に応え、前モデルをベースにした改良モデルとして復活することになったとしています。

　ホンダは埼玉県狭山市の完成車工場を閉鎖するのに伴いオデッセイの生産を終了していましたが、改良モデルは中国工場で生産された分を日本に導入する計画です。

存在感を高める新フロントグリル

　　改良モデルは、超低床プラットフォームによるゆとりある空間と、風格あるスタイリングを先代モデルから継承。その上で、「精錬」をコンセプトとした、押し出し感と高級感のある新たなフロントグリルで存在感を高めています。

　新たに「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」を設定。ブラックを基調としたフロントグリルやドアミラー、アルミホイールなどにより、洗練されたプレミアムなイメージとしています。インテリアは本革シートを標準装備とし、2列目には両側アームレスト付4ウェイパワーシートとシートヒーター、折りたたみ式の2列目シートセンターテーブルを採用。エレクトリックギアセレクターやワイヤレス充電器も新たに装備します。

　安全運転支援システム「Honda SENSING」（ホンダセンシング）には、新たに近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能を追加します。

　車載通信モジュール「Honda CONNECT」（ホンダコネクト）も搭載。コネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」（ホンダトータルケアプレミアム）を利用できます。