作業服や安全靴の販売でダントツのシェアを誇る「ワークマン」ですが、機能的でデザイン性が高いウェアは毎年人気で、すぐに在庫切れになってしまう商品もあるほどです。
機能的なウェアの中でも、レインウェアやシェルジャケットなどの防水・はっ水性を有したウェアは非常に人気で、2024年3月期の売り上げは410万着(120億円)になる見込みです(出典:ワークマン)。
その中でも急成長しているのが、「Travel shell(トラベルシェル)」シリーズです。今回は、そのシリーズの新作ジャケット「トラベルシェルカレッジジャケット」(以下、カレッジジャケット)を実際に使ってみましたので、その人気の理由などについて紹介します。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
トラベルシェルシリーズのウェアは、三菱商事ファッションが開発した高はっ水加工「DIAMAGICDIRECT(ディアマジック ダイレクト)」を施しています。そのため生地は丈夫で、50回洗濯してもはっ水性が持続します。
また、コンパクトサイズになるのも特徴の1つです。旅行時にバッグに1着入れておくだけで、ツーマイルウェアとして、また急な雨にも対応できるウェアとしても便利に使うことができます。
今回紹介する「カレッジジャケット」もコンパクトになります。専用ポーチが付いているので、これに折りたたんで入れると非常に小さくなるので、持ち運びが楽です。
ポケットは両サイドに2つと、内側に2つあります。深さもあるので、スマートフォンを入れても安心です。旅行中はスマホを取り出すことが多いので、安全に入れることができるポケットがあると重宝します。
2023年秋冬の新作であるカレッジジャケットは、裏起毛仕様です。秋口ではまだ暑いと感じるかもしれませんが、冬になるとこの裏起毛が効果を発揮。裏起毛というだけで暖かさがアップします。
裏起毛といってもボアのような厚みはないので、全体的なシルエットが崩れることなく、すっきりとした印象は保たれます。また、裏地も表地と同じカラーになっているので、前を開けて着てもおしゃれです。
カレッジジャケットに施されている「ディアマジックダイレクト」加工により、水をはじきやすく、汚れが付いても落ちやすいです。そのため、アウトドアでも安心して使うことができます。
さらに耐摩耗性もあるので、生地が傷みにくいのもうれしいポイント。例えば脇下や、バッグなどが当たりやすいウエスト付近に毛玉ができにくいので、長く使うことができそうです。
カレッジジャケットの袖口は、締め付け感があまりないです。肌触りは良いのですが、一般的なアウトドアウェアにあるような、袖口からの冷気の進入を防ぐような構造ではありません。もう少し寒くなってきたら、手袋で袖口を覆うなど、冷気を遮断する工夫が必要でしょう。
襟についても、袖口と同じように柔らかい素材を採用しています。襟が立つので首裏の保温はできますが、前の首周りは開いています。寒い季節はマフラーやネックウォーマーが欠かせなさそうですが、カレッジジャケットの襟は小さめなので邪魔にならないでしょう。
ワークマンの「トラベルシェルカレッジジャケット」の販売価格は、2500円(税込)です。カラーはグリーン(筆者購入)とパープル、ブラックがあります。サイズはM、L、LL、3L(パープルはM、3Lなし)です。
写真は身長155cmの女性がMを着用しています。お尻が隠れるくらいの丈感で、ちょうど良いサイズです。持ち運びにも便利な軽めのアウター。これからの季節に1着あると重宝するでしょう。
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