「シングルバーナー」はキャンプで料理を作ったり、ハイキングでお茶の時間を楽しんだりと、アウトドアで火を得るための必需品。カセットこんろと同じガスボンベ「CB缶」やアウトドア専用の「OD缶」を使うガスバーナーのほか、アルコール燃料を使うアルコールストーブや固形燃料ストーブなどがあります。
メインとサブを用意して、用途によって使い分けてみるのも便利です。ここでは、Amazonの売れ筋ランキングから、今売れているシングルバーナーをピックアップして紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年10月3日11:00現在)に基づいて制作・集計しています。
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
ソト(SOTO)の「G-ストーブ ST-320」は、ユニークなデザインのCB缶直結型バーナーです。
バーナー本体は、収納時には142(幅)×78(奥行き)×25(高さ)mmの文庫本のような形。使用時は本を開くような形でバーナー部が現れ、カバーがV字形に展開することで遮熱効果と風防効果を発揮します。コンパクトな上、収納時もバーナー部が守られるので、安心してパッキングできるのもメリットです。
出力は1800kcal/h。マイクロレギュレーターは搭載していませんが、タフな小型ボディはツーリングなどで活躍してくれそうです。
実売価格は7000円前後から。
SOTOの「FUSION(フュージョン) ST-330」は、CB缶用の分離型(セパレートタイプ)です。
分離型は不整地に強い上、スタンド兼用の4本ゴトク(ゴトク径165mm)は鍋の安定性にも貢献。重心の低さもあって大きめの鍋を安心して使うことができ、ソロから複数人までのキャンプに対応できます。多数の炎口から出る火足の短い炎と、バーナーヘッド形状の工夫により、耐風性能も高くなっています。
低温時に火力を安定させるマイクロレギュレーターを搭載し、CB缶の弱点をカバー。ゴトクを折りたためばコンパクトに収納でき、重量250g(本体のみ)と軽量です。
実売価格は1万1000円前後からとなっています。
累計100万個以上が販売されたという定番のOD缶用シングルバーナーです。
シンプルですが、開閉可能なゴトクや着火装置を備えつつ、十分にコンパクト。実売3000円台後半から入手できるコスパもポイントです。
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