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初心者が挑戦しやすい「日本百名山」おすすめ5選 ドライブ気分で楽に登れる絶景山も【2023年11月版】

» 2023年11月19日 07時30分 公開
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 深田久弥氏によって選出された「日本百名山」は、今も多くの山好きが集まります。しかし、2000〜3000m級の山が多く選ばれているため、初心者には難易度が高いと思っていませんか?

 実は日本百名山には、季節を問わず初心者でも登頂しやすいスポットがたくさんあります。

初心者が挑戦しやすい日本百名山 初心者が挑戦しやすい日本百名山を紹介

 そこで今回は、「初心者でも挑戦しやすい日本百名山」を5つ紹介。ロープウェイを使って短時間で登れる山もあるため、ぜひ気軽に登ってみてはいかがでしょうか?

おかだあきほ

おかだあきほ

フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。

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初心者が挑戦しやすい日本百名山1:大菩薩嶺

 山梨県にある「大菩薩嶺(だいぼさつれい)」は、標高2057mの日本百名山。車のほか、電車とバスを乗り継いで首都圏からのアクセスもよく、日帰りしやすいのが魅力です。

 2000mを超える山ではあるものの、最短で登れるルートの登山口である上日川峠は標高約1600mと高めで、標高差は500m前後。上日川峠から山頂の大菩薩嶺、そして1897mの大菩薩峠に向かい、上日川峠に戻ってくる周回コースでも所要時間3時間半ほどと比較的挑戦しやすいため、週末を中心に多くの人でにぎわいます。

 大菩薩嶺の山頂は森の中にあるためほとんど眺望はありませんが、大菩薩峠は景色が開けており、南アルプスや富士山の景色がパノラマで堪能できます

初心者が挑戦しやすい日本百名山 周辺の山々がパノラマで見渡せる大菩薩峠

 コース中には山小屋もあるため、食料や飲み物を補給しやすいのも魅力。コースタイムの短さを生かして、山小屋でのんびりと食事を楽しむのもおすすめです。登山の前後に、山梨名物のほうとうを食べたり、ふもとの観光をしたりするのも良いですよ!

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初心者が挑戦しやすい日本百名山2:筑波山

 「筑波山(つくばさん)」は、茨城県にある標高877mの山。男体山と女体山という2つのピークを持ち、山頂からは関東平野が一望できます。また、古くから信仰の山として親しまれており、登山口付近には筑波山神社が鎮座しています。

 そんな筑波山にはさまざまな登山ルートがあるのが特徴。筑波山神社付近からケーブルカーを使って筑波山頂駅まで一気に上がるコースや、駐車場のあるつつじヶ丘からロープウェイを使って女体山駅まで上がるコースなど、標高を稼ぐことができるため、登山初挑戦の人でも比較的無理なく挑戦できます

 ガッツリ歩きたいという人向けに、ケーブルカーやロープウェイを使わないコースも複数用意されており、大きな岩の上を歩くような登り甲斐のある道も多くあるため、レベルを問わず楽しめる山といえます。

 筑波山頂付近はきれいに整備されていて広く、食事ができる茶屋もあるため、ゆっくりとピクニックをしたり、のんびり過ごしたりするのもおすすめです。

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初心者が挑戦しやすい日本百名山3:金峰山

 標高約2599mの「金峰山(きんぷさん、きんぽうざん)」は、山梨県と長野県の県境にある日本百名山。今回紹介する中では最も標高が高いスポットではあるものの、最短ルートの所要時間は約4時間半ほどと日帰りも可能です。

 標高が上がるにつれて景色が広がり、爽快な稜線歩きが堪能できます。5月から雪が積もり始める11月中旬〜下旬ごろまで、標高が高い割には比較的長い期間、登山を楽しむことができるのも魅力。高山ならではの展望を春先や秋にも楽しみたい人におすすめです。

 金峰山単体で楽しむのはもちろん、隣に位置する瑞牆山(みずがきやま)と合わせて縦走登山を楽しむ人も多くいます。金峰山小屋や富士見平小屋で山小屋泊やテント泊をすれば、2つの山に登頂することができるので、体力に自信があればぜひ挑戦してみてください! 山頂付近で夕日や朝日を眺めれば、登山の更なる魅力に気づくはずです。

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初心者が挑戦しやすい日本百名山4:美ヶ原

 「美ヶ原(うつくしがはら)」は、長野県と山梨県にまたがる八ヶ岳中信高原国定公園にあるスポットです。最も標高が高い地点である王ヶ頭の標高は2034m。北アルプスの展望が美しいことから日本百名山に選ばれており、避暑地としても人気があります。

初心者が挑戦しやすい日本百名山 美ヶ原

 ホテルや美術館、道の駅など見どころがたくさんあり、ドライブを楽しむ人も多く訪れますが、もちろんトレッキングも可能。

 美ヶ原高原美術館を拠点として、最高峰の王ヶ頭や王ヶ鼻をめぐり再び出発地点に戻ってくるルートは、周辺の山やふもとの街並みを眺めながら開放的な山歩きが楽しめます。所要時間は4時間ほどでアップダウンは少ないため、子供を連れての山歩きや、登山初心者でも手軽に挑戦できるのが魅力です。

 それだけで物足りない人は、美ヶ原ロングトレイルに挑戦するのもおすすめ。全長45kmにも及ぶルートですが、セクションハイクと呼ばれる、ロングトレイルの一部を歩くコースなら日帰りで楽しめます。

初心者が挑戦しやすい日本百名山5:八幡平

 「八幡平(はちまんたい)」は、岩手県に位置する登山スポットです。山頂の標高は1613mですが、八幡平山頂レストハウスが建つ1541m地点までドライブルートである「八幡平アスピーテライン」を使って車で行くことができ、登山道のアップダウンはとても少ないのが特徴。少ない行動時間で自然や景色を満喫できるため、旅行気分で気軽に登頂することができます

初心者が挑戦しやすい日本百名山 山頂まで楽にトレッキングが楽しめる八幡平

 そんな八幡平は、木道が伸びていて湿地や豊かな高山植物が眺められるのが魅力。岩手側では岩手山の壮大な姿が、秋田側では神秘的で静かな雰囲気の樹海が見られます。

 5月下旬から6月上旬にかけては「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれる絶景が人気。鏡沼に積もった雪がとけた様子が龍の目に似ていることから、その名が付けられています。きれいな龍の目に見えるのは、1年の中でもほんの数日。この時期をねらって出かけてみるのもよいですね。

初心者が挑戦しやすい日本百名山におすすめのギアはこちら

Fieekty 熊鈴

初心者が挑戦しやすい日本百名山 Fieekty 熊鈴(出典:Amazon

 12月ごろまではクマの出没に注意。クマよけの鈴を携帯しましょう。

ザ・ノース・フェイス エクスペディションキャップ

初心者が挑戦しやすい日本百名山 ザ・ノース・フェイス エクスペディションキャップ(出典:Amazon

 気温が低い日や風の強い日は、耳まで温められる冬用帽子を着用するのがおすすめです。

スマートウール トレッキングヘビークルー

初心者が挑戦しやすい日本百名山 スマートウール トレッキングヘビークルー(出典:Amazon

 冷えがちな足元は、保温性の高いメリノウールを使った厚手ソックスで温めましょう。

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