まるでこたつに入っているようなポカポカ感を感じられる、ということでその名がつけられた「まるでこたつソックス」。一足1980円(税込、以下同)とルームソックスにしてはややお値段が張りますが、その分冷えに対する効果は絶大で、多くの人が愛用しています。
今回は、まるでこたつソックスを実際に使ってみた感想をレビュー。良かったポイントはもちろん、気になる点も紹介します。
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
デスクワークをしていると足元がひんやりして辛い……そんな末端冷え性に悩んでいました。電気代が高騰していることもあり、暖房に頼りすぎず足元を温める方法を模索していたところ、まるでこたつソックスに出会ったのです。
一足1980円とやや高めのお値段が気になったものの、試しに買ってみると温かさにびっくり。いつも感じていた足元の冷えがほとんど気にならず仕事がはかどりました。
足元を温める秘密は、足首の切り替え部分。足首にある「三陰交」と呼ばれるツボを温熱刺激することで体を温めているとのこと。単に暖かい素材を使用するだけでなく、体のメカニズムを生かして、もっと深いところから冷えを解決しようとする商品だったのです。
ソックス自体は長いため、伸ばすと膝下くらいまで覆えます。上部はルーズソックスのような、ふんわりとした伸縮性の高い素材。締め付け感はほとんどなく、履き心地抜群です。
筆者はいつも、ソックスを膝下まで伸ばして過ごしています。下部は肉厚なので、冷たいフローリングの上でも冷えを感じにくいのがうれしいポイントです。
ソックス自体は肉厚ですがふんわりとしており、見た目よりも乾きやすいのは意外でした。そのため、つい毎日のように履いてしまいます。洗濯をしても水を含みすぎないので、干す際に水分の重みで伸びてしまう心配も少なそうです。
まるでこたつソックスは、カラーバリエーションが多いのも魅力です。家族や友人に色違いをプレゼントするのもおすすめ。2000円未満という値段も、ちょっとした贈り物にちょうどよいです。
また、ふくらはぎからつま先までを覆うソックスタイプの他に、レッグウォーマータイプや、つま先だけを温めるインナーソックスなど、さまざまなタイプがラインアップされています。気温や使い方によって柔軟に使い分けるのもよさそうです。
まるでこたつソックスはムレることも少なく、快適に履き続けられます。一方で、靴を履いたり、上にさらに靴下を重ねたりするとムレる可能性があるので注意が必要です。
また靴下自体が分厚いため、靴を履くと足が圧迫されかえって血行が悪くなることも。あくまでも、1枚で履くルームソックスとして考えておいた方がよいでしょう。
また、毛玉がつきやすい点は気になるポイントです。頻繁に履いていたところすぐに毛玉ができてしまい、やや使用感が出てしまいました。ヘビーユースする場合は、2〜3足を使い回すのがよさそうです。
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