装いがシンプルに、軽やかになる夏。普段はスマートフォンで時刻を確認する人も、アクセサリー代わりに腕時計を着用したくなる季節です。
そこで今回は2記事に分けて、腕元のお手軽なアクセサリーとしても最適な、チープカシオの定番2本を実機レビュー。その魅力を紹介します。
物欲紳士
物欲系ブロガー。理系出身で首都圏在住。「物欲紳士ブログ」にて、ミドル世代メンズの視点から「長く使える愛用品との出会い」をテーマに記事を執筆中。趣味は「良いモノ」集め、カメラと写真、クルマとドライブ、旅行、革細工などのモノ作り。
今回レビューする2本ですが、カシオのベーシックコレクション(通称チープカシオ)の中でも、特に「定番」と呼べる人気モデルです。
まず「MQ-24-7B2LLJH」は、「チープカシオ」のラインアップの中でも、特にベーシックなスタイルが特徴の、3針タイプのアナログモデルです。ケースから風防(文字板前面のガラス体)、バンドまで、主要な外装パーツは樹脂製。カレンダー表示を持たず、モノトーンで構成されたカラーリングもシンプルな1本です。実売価格で1000円台で入手できるコスパ感抜群なプライスも見どころです。
一方の「A168WA-1A2WJR」は、1980年代から継続販売されている、カシオの現行モデルでも屈指のロングセラー機です。現在では樹脂筐体の製品が多いデジタルウォッチですが、本機は外装部材に金属(ステンレス)を採用。現代の感覚では“控えめなサイズ”といえる本体サイズも含めて、昭和っぽいレトロ感を、お手軽に味わえる1本です。実売価格で2000円台前半で入手できる、優秀なコスパも魅力的です。
以下では、前者のアナログモデル(MQ-24-7B2LLJH)を実機レビューしていきます。
それでは、早速「MQ-24-7B2LLJH」の実機をチェックしていきましょう。カラーリングや文字板の意匠など、いくつかのバリエーションを擁する本機のシリーズですが、本機はベーシックなモノトーンの外装と、ややポップな印象のアラビア数字のインデックス(時指標)との組み合わせが特徴です。時分秒針のデザインは、シンプルなバータイプ。ミニマルなスタイルを貫きつつ、インデックスのデザイン性がアクセントとなった外観です。
ケース径は約35mm。ケース厚も約7.8mmと薄型で、重さも約20gと軽量です。着用すると、手頃なサイズのモデルならではの、フィット感と腕なじみの良さを味わえます。男性はもちろん、女性が普段使いするのにも最適です。
次に、本機と洋服とのコーデ例もチェックしてみましょう。1つめは、黒のポロシャツに格子柄のハーフパンツを合わせた「夏の装い」。モノトーンのシンプルな装いにプラスする1本としても、本機は活躍してくれます。
カジュアルな腕時計といえる本機ですが、ビジネスカジュアルな服装にも対応できます。コットン製のカジュアルなセットアップと本機とを合わせれば、「嫌味のないコーデ」が完成します。
軽やかな装いにはもちろん、お仕事用にも使用できる懐の深さが、本機の魅力だといえるでしょう。
この記事では、チープカシオの定番モデル「MQ-24-7B2LLJH」を実機レビューしました。幅広い装いに合うデザイン性の高さに加えて、驚愕のコスパも魅力的な1本でした。
誰が見ても「嫌味のない腕時計」である本機。アクセサリー感覚で、腕時計とウェアとのコーデにはこだわりたいところです。さらりと着けこなせれば、あなたの「おしゃれ度」を一段アップさせてくれることでしょう!
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