スマホ時代、SIPの可能性を再考する

コミュニケーションの在り方は、自社の収益やブランド、働きやすさを向上させる大きなカギ。コミュニケーションを革新できるSIPを利用している企業には、さまざまな可能性が開けている。

“満足度向上とコスト低減という矛盾”を収益向上に昇華する芸術的業務、コンタクトセンター。そこに今求められている役割を考えると、市場のトレンドとSIPの効用がはっきりと見えてくる。

電話や電子メール、インスタントメッセージング、グループウェアなど、コミュニケーションツールを円滑に使える体制があることは、ビジネスを円滑に進めるための前提条件と言える。さらに近年はスマートフォンなども加わり、企業にはマルチメディアを使いこなせる技術基盤の整備が強く求められている。では、そうした基盤整備に最適なテクノロジとは何か？ 企業コミュニケーション分野に深い知見を持つ日本アバイアの平野淳氏が、今あらためてSIPに光を当て、その可能性をひも解く。