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ネットランナー 2003年2月号 2003年1月23日(木)
さらばウイルス!くたばれハッカー!

アノニマスユーザーにサーバを公開する(2)
画面 5.右下の「Security」をクリックして、上段の「Max simultaneous sessions」で同時に接続できるアノニマスアカウントの数を入力する。ここでは3にした。その下の「Max simultaneous sessions from one machine」は、同じIPアドレスからの同時接続数の設定だ。1に設定する

画面
6.左のツリーで「System」をクリックして、サーバの最大同時接続数を設定する。ここではアノニマスアカウントを3人にしたので、サーバ全体では最大5人の接続を許可した

TIPS アノニマスをIPアドレスで制限する

 普通のユーザーアカウントと違い、アノニマスアカウントは多くの人が共同で使う。そのため、アカウントを不正に使われないようにしたくても5ページにあるIPアドレスでの使用者の限定はできない。限定すると共同アカウントとしてのアノニマスアカウントの意味がなくなるのだ。

 使用者の限定は無理だが、アノニマスアカウントの使用を許可しないユーザーをIPアドレスで指定することはできる。アノニマスアカウントで迷惑行為をしているユーザーがいたら、IPアドレスを調べてアノニマスアカウントの使用を禁止しよう。そのユーザーがアノニマス以外のアカウントを知らなければ、もうサーバに入って来られなくなるはずだ。

画面 1.ウインドウ左欄で「Anonymous」を選び右下のツリーで「Security」→「IP access list」を選ぶ

画面 2.「Domains to reject」で「Add」をクリックし、制限するIPアドレスを入力。メニューで「Use all levels」を選べば設定完了だ

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