有機ELモデルも登場
au新モデル、「映像のキレイさ」はどれほどか(1/2 ページ)
KDDIは1月16日、携帯電話の新機種を10機種発表した(関連記事)。新製品群は10機種中7機種がワンセグ放送に対応したほか、「音楽とデザインに加え、映像を強化した」(KDDI 代表取締役社長 小野寺正氏)と述べられているように、表示装置であるディスプレイに特徴を持つ製品がいくつか用意されている。
最も特徴的なディスプレイを搭載するのが、au design projectの第6弾として登場した「MEDIA SKIN」。「美しい映像を身にまとった」と銘打たれ、2.4インチ/26万色(解像度は240×320ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載している。
MEDIA SKINの有機ELディスプレイの色再現性はNTSC比で107%、コントラスト比は1万:1であり、これまでの携帯電話用液晶ディスプレイとは一線を画す性能を手にしている。有機ELディスプレイ自体はさほど新しい技術ではないが、液晶に比べて寿命が短く、焼き付きに弱いという弱点もあり、携帯電話への利用例はさほど多くなかった。
色再現性とコントラスト比以外のスペックは非公開だが、「半永久的とはいえないが、携帯電話での利用に耐えられるだけの寿命を確保することに成功」(KDDI)したほか、「焼き付きを起こさないよう、GUIや配色なども工夫した」(同)と実装のめどが立ったことから、製品への投入となったようだ。
動画の描写エンジンについてはまだ作り込みの余地があるとのことだったが、並べて展示されていた液晶を搭載する他モデルと比較しても、遜色のない描写速度や発色性能は確保されているように感じられた。
ただ、展示機を見る限り、最も特筆すべきは静止画の表示クオリティのように感じられる。コントラスト比の高さによる色の深みがもたらす影響は大きく、これまでの携帯電話の液晶では白く浮いてしまうような真夏の海岸や真っ青な空、ひまわりの鮮やかな黄色といったシーンが鮮明に表現されていた。
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